映画スター夫妻のウクライナ支援に、ゼレンスキー大統領がビデオ通話で感謝を表明。

Society & Business 2022.03.22

ウクライナの大統領はビデオ通話を通じて俳優カップルに感謝の意を表した。ふたりは積極的にウクライナ支援を呼びかけ、約3400万ドルの支援金をすでに集めている。

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俳優カップルはすでに3400万ドル以上の支援金を集めている。(アメリカ、2020年5月4日) photography: Getty Images

2022年3月4日、ウクライナ国籍を持つミラ・クニスは夫のアシュトン・カッチャーと動画をインスタグラムに投稿し、ウクライナに留まる人々を支援しようとファンに呼びかけた。GofundMeにふたりが開設したクラウドファンディングは6万5000人から34,887,800ドルを集め、1カ月足らずで目的を達成した。ウクライナ大統領もこの取り組みを見逃さなかった。

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ふたりの努力と集まった金額に対し、ゼレンスキー大統領はビデオ通話を通じて直接、ふたりの映画スターに感謝の言葉を伝えた。やりとりは非公開ながら、3月20日にゼレンスキー大統領がツイッターでスクリーンショットを投稿しているので、通話の様子を垣間見ることができる。

ツイッターには、「アシュトン・カッチャーとミラ・クニスは、私たちの苦難にいち早く反応してくれた。すでに3500万ドルを集め、ウクライナの難民救済のために(中略)送ってくれる。ふたりの支援に感謝し、ふたりの決断力に感動している。ふたりは世界にインスピレーションを与えてくれる存在だ」とあり、そしてハッシュタグ「#StandWithUkraine」をつけて、メッセージを締めくくった。

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住居確保

ふたりは、集まった資金(うち300万ドルは自ら出している)を物流組織のフレックスポート、およびAirbnbに提供することにしている。どちらの組織も現地の人々に最も必要な援助を提供しているからだ。アシュトン・カッチャーは最初のビデオでその理由をこう説明している。「現在の主な課題はロジスティックスです。住居を見つけ、物資や資源を現地に運ぶ必要があります」

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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