「ヴーヴ・クリコ ボールド カンバセーション セッション2」リポート 既存の経営者像から飛び出せ! 革新的女性リーダーが集結。

Society & Business 2022.04.08

ビジネスの最前線で活躍する女性たちが、幅広い知識や経験をフランクにシェア。視聴者たちとの対話を通し次世代について考える、ヴーヴ・クリコ主催の「ヴーヴ・クリコ ボールド カンバセーション セッション2」の内容をリポート。

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photo : Veuve Clicquot

女性が仕事も銀行口座も持てなかった時代に亡き夫の事業を継ぎ、シャンパーニュ業界全体への多大なる貢献を果たしたマダム・クリコ。そんな彼女の革新的精神を根幹に有するヴーヴ・クリコは、これまでにも世界27カ国より400名以上の女性リーダーに光を当てた「ボールド ウーマン アワード」を始め、数々の取り組みで女性の社会進出を応援してきた。

昨年からは、自由でしなやかなアティテュードでリーダーを務める女性起業家が登壇するオンラインイベント「ボールド カンバセーション」を開催。3月30日には第2回が開かれ、視聴者とのライブトークを交えながら、現代社会における女性経営者の立ち位置や事業の進め方について、率直な意見を交わした。

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(写真左から)株式会社ロフトワークCEOの林千晶さん、フェルマータ株式会社CEOのAminaさん、株式会社オブゴベーカーCEOの溝渕由樹さん。photo presse

登壇したのは、多彩な経歴と発想で周囲を照らし、道を切り拓く3人のワーキングウーマンたち。コンテンツ制作や空間デザインなどのクリエイティビティをビジネスサービスとして提供する株式会社ロフトワークCEOの林千晶さん、女性の身体のためのフェムテック業界を牽引しながら、プラットフォームそのものの創出を目指すフェルマータ株式会社CEOのAminaさん、ポップな見た目のおいしいクッキーを通してフェアトレードや環境問題を考えるヴィーガンベイクショップ、株式会社オブゴベーカーCEOの溝渕由樹さんだ。年齢も生い立ちも異なる彼女たちが、ヴーヴ・クリコを介し、女性のリーダーシップについて発信する有意義な時間になった。

昨今のビジネスシーンでは、いわゆるトップダウン方式で何かを消費者へ届けようとするよりも、“当事者”自身が気づきや実感を持って起業するパターンが増えているそう。そこで今回のイベントでは「わたし起点のビジネスデザイン」がテーマとなり、3人の起業のきっかけやワークライフバランスに対する考え方、海外経験をメリットと感じた瞬間など、多岐にわたるトークが繰り広げられた。

浮き彫りとなったのは、事業の進め方だってその人次第であり、多様性を持つのだということ。ステレオタイプな経営者像の枠に収まろうとするよりも、それぞれの背景やリソースをよりよい形で活用していってこそ、目指す方向に近づいていけるのだと3人のトークが伝えてくれた。もちろん“女性である”こともアイデンティティの一つだから、うまく状況とマッチングさせながら事業を展開していくことが、大きなカギになりそう。

今回のセッションのアーカイブ配信はもちろん、ヴーヴ・クリコは今後も、女性にとってさまざまな気づきや勇気、活力を見出す場となるべく、「ボールド カンバセーション」を継続的に開催していく予定。このような場を積極的に利用して、時には自分自身の生き方と向き合うひとときを設けてみては。

●Bold By Veuve Clicquot
https://www.veuveclicquot.com/ja-jp/bold-by-veuve-clicquot/about

 

text : Misaki Yamashita

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