ほのかな甘みのパンに癒される、香港のレトロな喫茶店。

広いキッチンを持つことが難しいという住宅事情から外食が発達し、朝食からローカルなグルメを満喫できる香港。バターを挟んだ菠蘿油（ポーローヤウ）をいただくならこちらへ！

パン職人のおじいちゃんが創業時からのレシピで毎日128個だけ焼く。「鮮油菠蘿包」15香港ドル。「海安咖啡」16香港ドル 

菠蘿油（ポーローヤウ）は朝の定番メニュー。パンの表面をクッキーのような生地で包み、間に大きなバターが挟まれる。そんな香港ならではのパンを、いちばんおいしく提供してくれるのがこの店。毎朝3時から焼かれるパンは、口に含むとほんのり温かく、バターがじわりと溶ける。優しいパンの甘味とバターのコクが口いっぱいに広がり、朝から夢心地になれること間違いなし。

創業は1952年で、現在は2代目が引き継ぐ。出勤前の地元っ子が集まるのは朝8時ごろ。パンをテイクアウトしていく女性も多い。

赤い椅子とテーブルがキッチュな空間。