ピエール・エルメおすすめ、フランスを味わい尽くす2ツ星のレストラン。【パリのマイベストレストラン】

生粋のグルマン＆プロが太鼓判、パリのマイベストレストラン。

美食の街を牽引するトップシェフたちのおすすめレストランを紹介。

推薦人：ピエール・エルメ（パティシエ）

ランチコースは166ユーロからある。食べる白、と名付けられたブラマンジェ「Mon Blanc à Manger」

アラン・デュカスのレストランでトップシェフとして活躍したことがあり、いま最も3ツ星に近いと囁かれるジャン=フランソワ・ピエージュ。2ツ星を冠するここル・グラン・レストランでは、「トゥール・ドゥ・フランス」がメニューのテーマ。南仏のトリュフなど、「各地方の優れた産物を皿に表現し、フランスを味わい尽くすという試みがいい」とエルメ。全国津々浦々の地元野菜を主役にした、ベジタリアンメニューも秀逸だ。

黒トリュフのマルシェで知られる南仏リシュランシュのトリュフをのせたひと口サイズのトースト「Toast de Truffe Noire comme à "Richerenches"」。ケッパーの葉のソースを合わせたスズキのフィレもエルメのおすすめ。

店はエリゼ宮そばにある。幾何学デザインの重厚感ある天窓が印象的。

推薦人
ピエール・エルメ
（パティシエ）

現代パティスリー界を導くパイオニアであり、トップクリエイター。2年に一度開催される製菓のワールドカップの会長に2019年より就任。23年にはレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章。