FEATUREin PARIS

デザインのいい、パリのホテル5選。

2024.06.01

オリンピックを控えたパリに昨年多数のホテルがオープンした。宿泊だけでなく、食事やティータイムでも目に美しいパリ時間が過ごせる5つのホテルへ、パリ在住でデザイン目利きの大村真理子がご招待。

推薦人
大村真理子
元フィガロジャポンパリ支局長。建築に造詣が深い。madameFIGARO.jpの連載「PARIS DECO」で、インテリアが素敵なアドレスを紹介。

ベルエポック期の贅沢な華やぎに浸る歓び。

Maison Proust
メゾン・プルースト

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ナポレオン3世調の図書室とバーを仕切るのは重厚なビロードのカーテン。バーでは毎週金曜にオテル・リッツを去った伝説のバーテンダーのコリン・フィールドをゲストに迎えている。

長編大作『失われた時を求めて』で世界的に知られる作家マルセル・プルーストの世界をテーマに、フランス室内装飾界の重鎮であるジャック・ガルシアが手がけたメゾン・プルースト。作家の寝室を思わせるブルーを基調にまとめ、作家が生きたベルエポック期の絵画を飾り、当時を彷彿させる家具やファブリックを配している。

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20m²から100m²まで客室は6タイプ。各部屋にプルーストにゆかりのある人物名が付けられている。写真は404号室ルノワール。ベッド脇に書棚が設けられている。1,200ユーロ

美しいパリ時間を過ごすことができるホテル5選。

※掲載情報は「フィガロジャポン」2024年5月号より抜粋

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