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パリにドーバー ストリート パルファム マーケット。
2019.11.04
Dover Street Parfums Marketドーバー ストリート パルファム マーケット<3区>
update:2024/05/29
CSAOやComoのブティックがある通りに、10月2日、ドーバー ストリート パルファム マーケットがオープンした。©David Foessel
パリ・ファッションウィーク中、マレ地区にDover Street Parfums Market(ドーバー ストリート パルファム マーケット)がオープンした。他都市のドーバーストリートマーケットとは形態が異なり、店名にもあるように香水そしてビューティアイテムに限られた商品で構成されている。2フロアからなるブティックは、小規模ながら魅力がいっぱい。各ブランドがそれぞれ円柱や角柱スペースに商品を展示する方法で、ミニマルな店内に立つ柱から柱へと泳ぐように移動する、というブティックである。世界各地の選りすぐりの先鋭ブランドが集められ、いまはなきコレットのビューティフロアを思い出させる心意気だ。
1階は主に香りのブランドが占めている。当然ながら、コム デ ギャルソンのすべての香りが揃い、いち早く最新の#10 Clashを試すことができる。また、トム ブラウンの香水09.27.65も世界初お目見えした。エメンタールチーズをイメージした穴あきの柱は、バイレードの香りの売り場。1階の奥のスペースではオープニングに際し、M・A・Cがグレー系のアイプロダクトをセットしたthe CDG Tatooキットを販売するというスペシャルイベントが開催された。
地下は香水ブランドもあるが、おもにスキンケアとビューティプロダクト。プラスチック不使用で詰め替え式のBouche Rouge(ブーシュ・ルージュ)の口紅も見つかれば、グッチが2021年に世界展開するリップスティックを鏡張りのディスプレイでいち早く販売している。その裏側にはグッチのThe Alchemist's Gardenのコレクションが。そしてコム デ ギャルソンのショーでヘアを担当しているジュリアン・ディスのアートピースも展示......。
たくさんの驚きが待っているブティック。行くたびに、新しい発見がありそうで楽しみだ。
店内のイメージは柱の森。©David Foessel
コム デ ギャルソンの香水の歴史は25年前に遡る。新作はClash。
バイレードの柱。
右手の黒い柱に並ぶのがトム ブラウンの香水09.27.65。これは彼の誕生日なのだそうだ。6種あり、この数字のあとに1〜6がプラスされている。©David Foessel
タトゥーに使われているのが、M・A・Cのグレー系のアイプロダクトをセットしたthe CDG Tattoキット。
地上階と地下フロアをアーティスト マグダ・セイエグによるニットに覆われた柱が繋ぐ。©David Foessel
スキンケア、ネイル、リップスティックなどは地下の売り場にて。アマゾニアン・オイルもあれば炭の歯磨き粉も、という品揃え。©David Foessel
グッチのリップスティクを誰よりも早く! 茶系の種類がとても豊富だ。©David Foessel
ヘアアーティストのジュリアン・ディスによる作品。
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INFORMATION
Dover Street Parfums Marketドーバー ストリート パルファム マーケット<3区>
11bis, rue Elzevir 75003
01・45・31・33・20
CHEMIN VERT, SAINT-PAUL
11時~19時(月~土) 12時~18時(日) 無休
réalisation:MARIKO OMURA
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