13世紀に創設された、修道院の跡地に作られた歴史情緒豊かな「ルレ・クリスティーヌ」が2017年にリニューアル。伝統の美を感じるインテリアなど見どころ満載、宿泊タイムもうっとりと古くからのパリの魅力に包まれる。
アートやファッションの本が並ぶ書斎風のサロン。読書しながら寛げる。
13世紀に創設されたグラン・ゾーギュスタン修道院の跡地に造られた建物で、地下の天井にはいまなお当時の面影を残す。知る人ぞ知るホテルだったが、話題のデザイナー、ローラ・ゴンザレスの手により全面リニューアル。フレンチエレガンスを湛えるホテルとして、2017年8月にグランドオープンした。花柄やトワル・ドゥ・ジュイ柄など、 内装用テキスタイルと壁紙のメーカー、ピエール・フレイの華麗なプロダクトを使い、マレにアトリエを構えるジャン・ロジェのセラミックを飾るなど、伝統の美にうっとりと浸れるインテリアの見どころが多数。1階にはシノワズリーや書斎風など、内装のテイストが異なる5つのサロンがあるので、好きなムードの空間でリラックスして。
サロンと寝室がガラスのパーテーションで仕切られているジュニアスイート71号室。
中庭に面して客室がある。中庭は春になると緑いっぱいに、パリにいるのを忘れてしまうくらいだ。
ゲランのスパ。フェイシャル&ボディの施術「Dedicace Guer lain」(120分270ユーロ)がおすすめ。
ヴィンテージの布を使ったランプシェードがアクセントに。
INFORMATION
Relais Christine ルレ・クリスティーヌ<6区>
3, rue Christine 75006
全48室 バスタブ付き45室、シャワーのみ3室 スタンダード355〜435ユーロ、スーペリア425〜515ユーロ、 デラックス485〜595ユーロ、ジュニアスイートデュプレックス545〜665ユーロ、ジュニアスイート デラックス610〜720ユーロ、スイート760〜1,500ユーロ 朝食コンチネンタル23ユーロ、 ビュッフェ28 ユーロ
01・40・51・60・80
ODÉON
AMEX、DINERS、JCB、MASTER、VISA
photos : MANA KIKUTA, réalisation : KAORUKO YASUDA, collaboration : MASAE TAKATA (PARIS OFFICE)
※掲載情報はFIGARO 2018年5月号より抜粋
この店舗について情報を編集部に送る