阿部好世のアリゾナ紀行。 #02

阿部好世が訪れた、メキシコ文化の残る街ツーソン。

プティローブノアーの阿部好世が、アメリカ・アリゾナ州へ。石の見本市、ミネラル・ジェムショーや独自の文化が残る街並み、鉱山跡など、インスピレーションに満ちた旅を3回にわたってレポートします。

特集

March 27, 2018

プティローブノアーの阿部好世による、初めてのアリゾナへの旅。第2回目は、隣接するメキシコの文化の影響を感じられる街、ツーソンから、カフェやヴィンテージショップなど、地元の魅力的なお店を紹介。

2. The City of Tucson
食からアートまで、ローカルを大切にする街。

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メキシコと隣接するアリゾナ州の中でも南に位置するツーソン(Tucson)。その昔はメキシコの一部だったという歴史もあり、建物も食べ物も、その名残が影響しているようです。コンパクトなサイズですが、気の利いた小さなレストランやお店がたくさんある、とても素敵な街でした。

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この日は、日が昇る前に国立公園を訪れようと早朝からホテルを出発。日本でも旅先でも、おいしいコーヒーを朝から飲める場所をつい探してしまう……。早朝6時から営業の「Epic Cafe」をチェック。地元の人が気兼ねなく集う、ちょっぴりヒッピーっぽい雰囲気のお店で、ヴィーガンメニューも多い。甘そうなホームメイドケーキがとびきりおいしくてうれしい朝。

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ツーソン市内から車で約30分。サワロ(Saguaro)というサボテンの自然な生息を保護するサワロ国立公園(Saguaro National Park)を少しだけハイキング。実際のサボテンがとても大きいことを知って(重さは約7トン、高さは4階建てビルと同じ高さまで成長するとのこと……!)サボテンの生命力に改めて息を呑む。

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ツーソンの街を散策すると、ここにもありました。素敵なお店が。
旅先で必ず探してしまうヴィンテージショップですが、なかでもいちばん気に入ったお店が「How Sweet It was Vintage」。オーナーの彼女がとても気さくで可愛らしい。

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素敵なギャラリーも。19世紀・20世紀とコンテンポラリー写真をメインとした「Etherton Gallery」

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ツーソンの街で印象深かったのは、人々がLocal=地元を大切にしていること。
レストランでは、使われる野菜が地元で採れていることやホームメイドであることを伝えるお店が多い。また食に限らず、ネイティブアメリカンの作るジュエリー店があれば、ツーソンベースのアーティストが自分たちで発信するお店もある。歴史ある街が、大切なものを守りながら、いまの時代に向かって新しく動くエネルギーを感じました。

1960年代の建物を生かした外装も素敵な「Welcome Diner」。

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厳選された地元素材を使う「5 Points Market & Restaurant」。

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アリゾナをベースとするアーティストの作品を中心に商品を取り揃えているショップ「Sunshine Shop Tucson」

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プリントメーカーのメンバーが自分たちで刷ったTシャツや文具を販売する「Tiny Town Surplus & Gallery」。店の奥にギャラリーも併設。ツーソンのことを自分たちで印刷して季刊誌にしたフリーペーパー「TINY TOWN TIMES」も可愛い。

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Yoshiyo Abe
petite robe noire / YOSHIYO デザイナー。2009年「古いものと新しいものをつなぐ」という考えのもと、日本の職人とともに、昔ながらの技法でつくられたコスチュームジュエリーのコレクションをスタート。あわせてベーシックラインのブラックドレスや鞄など、国産で質のよいものづくりをブランドの基盤とする。2011年、ジュエリーラインのYOSHIYOがドーバーストリートマーケットで始まり、2015年秋冬よりYOSHIYOのウエアコレクションがスタート。旅とアートを愛し、国内外コンテンポラリーアーティストとの親交から、両ブランドで現代作家とのコラボレーションを多数展開している。

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*第3回は4月3日(火)にアップ予定。お楽しみに!

photos : SEAN HAZEN, texte : YOSHIYO ABE

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