どう遊ぶ? 東京ホテル最新レポート。#03 グルマンも納得のレストランが豊富な、皇居近くの新ホテル。
Travel 2019.12.30
ザ・キタノホテル東京|永田町
¥16,500のディナーコースより「魚の炭火焼きとエスカリバーダ」。付け合わせはカタルーニャの伝統料理をアレンジ。アーモンドとトマト、パプリカで作ったロメスコソースと。グラスワインは¥1,650からある。
スペイン料理の星付きグランメゾンや本格江戸前鮨店を擁するラグジュアリーブティックホテル。女性シェフ、カルメ・ルスカイェーダ率いるレストラン サンパウでは、和洋3種の朝食や、多皿構成のランチ、ディナーコースを提供。蔵六雄山 平河町では、つまみと江戸前鮨を交互に供するおまかせコースが楽しめる。ディナー後は夜風に吹かれながら、ルーフトップでカクテルを堪能するのもいい。日本的な雅とモダンが調和したホテルの前身は、日本初の長期滞在型ホテル北野アームス。そのDNAを受け継いだ客室は、暮らすように滞在できる造り。館内の設計は両国国技館を手がけた建築家、今里隆氏が監修した。
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サンパウの店内。朝食は¥3,300から、ランチは平日¥7,700から、土日祝は¥10,450から提供。
白木の質感が清々しい蔵六雄山平河町のカウンターは全10席。
¥27,500のおまかせから握りの一部。左から、皮目を湯引きして身だけ昆布締めにしたカスゴダイ、1品目に供する自家製玉ネギ醤油をのせた中トロ、細かく包丁目を入れたアオリイカでウニの握りを覆った名物のイカウニ。酢飯には赤酢を使用。
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47㎡のプレミアデラックスツイン。811号室のインテリアは秋をイメージした穏やかな色調。施工は竹中工務店。全室シンク付き。
心地よい風が抜ける屋上階のキタノアームスラウンジ。予約することもできる。
繊細なグラスで供されるカクテル「マンハッタン」¥1,650。イベリコ豚の生ハムなど、軽食も用意。
ザ・キタノホテル東京
東京都千代田区平河町2-16-15
tel:03-3288-0015
全72室 全室バスタブ付き
スーペリア¥49,500~、
プレミアデラックスツイン¥73,700~(いずれも1室2名)
朝食¥3,300~
www.kitanohotel.co.jp/tokyo
レストラン サンパウ
tel:03-3511-2881
営)7時30分~9時L.O.、
11時30分~13時30分L.O.、18時~21時L.O.
不定休
蔵六雄山 平河町
tel:03-6256-9909
営)18時~21時最終入店
休)日、祝
キタノアームスラウンジ
tel:03-3288-0015
営)17時~22時30分L.O.
無休
●別途宿泊税や入湯税、サービス料がかかる場合があります。
※『フィガロジャポン』2019年12月号より抜粋
photos : MASAHIRO OKAMURA (CROSSOVER), texte : MEGUMI KOMATSU