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2016年しし座の運勢(年運) - 石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
「フィガロジャポン」本誌（毎号20日発売）で好評の星占い「星の伝言板」を2018年の12月分まで掲載。2019年1月以降は、「フィガロジャポン」本誌をご覧ください。
毎月1日に更新、石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの伝言コラム」はこちらから。

2016年の星占い

しし座　 07.23 - 08.22

その「宝物」は、どんな願いを叶えてくれるか、という命題。

たとえば恋をした時、人は相手にさまざまなものを贈ろうとします。バレンタインのチョコレート、手作りのお弁当、手編みのマフラー、花束など、相手を喜ばせるために老若男女が「もの」をあつらえます。一方「お金で人の愛を買おう」とする人もいます。収入を誇示したり、「何でも買ってあげるよ」と言ったり、恋人に請われるままにお金を貸したりする人は、珍しくありません。前者と後者は、一見同じことのようで、何かが決定的に違っています。2016年、獅子座の人々は、その「違い」に目を向けることになるかもしれません。2016年は獅子座の人にとって、物質的に非常に豊かな時間となります。大きな収入を得たり、大きな買い物をする人が多いでしょう。その一方で、果たしてそれが自分のどんな願いを充たしてくれるのかを、密かに、真剣に考えることになるのです。

7.23-8.4 生まれの貴方

強固な骨格を持った、熱い「ワガママ」。

1月、環境が大きく変わるかもしれません。パートナーや関係者の経済的な条件の変化が、この環境変化に強い影響を及ぼしている可能性があります。あるいは、貴方が誰かに密かに期待していることが、この環境変化によって形になる、ということなのかもしれません。2月には素敵な出会いがありそうです。人に会いに行く機会も増えるでしょう。3～5月は、やりたいことにとことん打ち込める時期となっています。自分の内なる「ワガママ」を最大限に解放したいタイミングです。とはいえ、この時期の「ワガママ」にはしっかりした骨格のような自律心と意志が通っていて、非常に利他的でもあるところが特徴です。7月は貴方の魅力が輝き、人に注目される場面が多いでしょう。9月以降は勉強に精が出そうです。愛と情熱に追い風が吹くのは1～2月、6～7月です。

8.5-8.14 生まれの貴方

個性を抑えたところに見出す、真の個性。

経済活動の面で非常に強い追い風が吹きます。収入が増えたり、大きな買い物をしたりする時です。一方「自分が本当にやりたいことは何だろう？」という深い疑問を、自分に常に投げかけることになるかもしれません。中には、「本当はこういうことをやりたいのだけれど、今は経済的な基盤を作るために、あえてつまらないけれども利益の出ることに取り組もう」という意図で活動する人もいるでしょう。自由が制限された時、初めて自由の価値を知るように、個性の表現を制限してみて初めて自分の表現欲求に気づく、ということがありますが、この時期はそんなふうに、ある制限のもとに「自分」を見つける人も少なくなさそうです。3月は「波に乗る」時期で、4月はフレッシュな取り組みが評価されそうです。愛に追い風が吹くのは1月前半、2月末～3月頭、4月、7月下旬です。

8.15-8.22 生まれの貴方

「持つこと」と「羽ばたくこと」の間にある答え。

一般に「豊かさ」は歓迎されます。多くの人が、価値あるものをたくさん所有したいと考えます。でも、持ち物が増えると、移動や動きは制限されます。特に、荷物の多すぎる旅は厄介です。この時期「豊かさ」がどんどん増すのですが、その一方で「自由に動き回りたい」「どこまでも遠くに行ってみたい」という思いも膨らんでいきます。その中で「どちらを取るか」の二者択一ではない、「第三の道」を見出すことが、この時期のもっとも大きなテーマと言えそうです。1月末～2月、努力に対する正当な報酬が得られるでしょう。2月は居場所を美しく変えていく作業に熱がこもりそうです。6～8月、前述のような「所有すること／自由に羽ばたくこと」の間で模索し、独自の答えを見つけられるでしょう。愛に追い風が吹くのは1月後半、3月前半、7月末～8月上旬です。

３つのターニングポイント

2016.01.03

火星が蠍座に入ります。蠍座は獅子座から見て「居場所、身近な人、家、家族」などを象徴する場所です。この1～2月、そして6～7月に、引っ越しや家族構成の変化を経験する人が多そうです。

2016.02.14

貴方の対岸の星座である水瓶座に水星と金星が相次いで入り、人間関係を活性化させていきます。刺激的な出会いが生まれ、情熱をぶつけ合うようなコミュニケーションが加速していくでしょう。

2016.08.03

貴方の星座で新月が起こります。新月は「始まり」のタイミングですが、この日は火星も射手座に再入宮し、貴方の情熱に火をつけてくれます。「自分」の力や可能性を存分に試せる時間に入ります。