分岐点、35歳でしておくべきこと。 日々多忙なスタイリストの肌を癒やしてくれた美容法。
Beauty 2018.02.18
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。スタイリスト酒井美方子にとって、35歳でしておくべきこととは?
酒井美方子
スタイリスト
52歳
▼35歳で現れたエイジングサイン
30代は記憶がないほど忙しく、エイジングサインの印象もない。もともとロングスリーパーで、当時も睡眠だけは大切にしていたので、それが幸いしたのかも。
▼35歳でやってよかったこと
ファンデーションを塗らなかったこと。肌が弱く、メイクをするのがあまり好きではないので、自然と肌にやさしい生活に。まつ毛も素のままでいることが多く、マスカラを塗る代わりに、まつ毛美容液でケアを徹底。おいしいものを食べたり飲んだりすることが生きがいなので、厳しい食事制限は続かないが、ビタミンB系のサプリメントとの付き合いは長い。裏技として一日分の倍量を飲むと、調子が上がる。とにかく全身を乾燥させないことをモットーに、洗顔後に間髪あけずに(浴室からダッシュ)、保湿やこまめなハンドクリーム、全身のオイルケアも日課。ストレスを溜めず、よく歩く生活はいまも継続。
▼35歳でやらなくてよかったこと
国産ブランドのスキンケアをフルラインで一式、薦められるままに使っていたこと。スキンケアの基盤が作られたのでメリットもあったが、いまはかなりシンプルなケアでも肌が保たれているので、ここまでお金を費やさなくてもよかったと思う。高級クリームも試したが、高すぎるものは自分的には続かなかった。
▼35歳でやっておけばよかったこと
もしも時間的&経済的な余裕があったら、筋トレをしておけばよかった。当時は腰痛やぎっくり腰を繰り返していたが、40代になって運動をするようになって改善。今年からパーソナルトレーニングを開始したら、さらに調子がいいので。
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変化に過敏にならず、 毎日淡々と。
Profile
ファッションブランドのPRや海外留学を経て現職。2011年、自身のアクセサリーブランド、MIHOKO&SAKAIを立ち上げる。
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texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)