分岐点、35歳でしておくべきこと。 ネイリスト渡邉季穂がすすめる、30代からの頭皮ケア。
Beauty 2018.02.19
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。uka代表でネイリストの渡邉季穂にとって、35歳でしておくべきこととは?
渡邉季穂
uka代表/ネイリスト
50代
▼35歳で現れたエイジングサイン
30歳でオープンしたサロンが軌道に乗り、朝は撮影、日中はサロンワーク、夜は会議とフルタイムで活動。美容を仕事にしていながら顔に疲れの影が現れる。お客さんに「顔に油を塗っているみたい」と指摘され、皮脂バランスの乱れに気付いたことも。もともと体力はあり、35歳の頃は若さの貯金がまだ残っていたよう。しかしそこから坂を転げ落ちるように代謝がダウン。37歳では慢性的にむくみを感じ、40歳では太りやすく痩せにくい身体に危機感を覚える。
▼35歳でやってよかったこと
日頃の疲れを癒やすための、週1回以上の頻繁なエステ通い。リフレッシュにもなったし、新たなアイデアを生み出すヒントも得られた。ヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんと旅行に行った時には、高価なコスメの実力を目の当たりに。SK-IIなどのハイテクなシートマスクは、いまでも鉄板の回復アイテム。ヘッドスパのメニューはサロンでも取り入れていたが、自宅でも頭皮ケアに注力。髪のためにはもちろん、顔のたるみ防止にも。
▼35歳でやらなくてよかったこと
なし。35歳前後はがんばりすぎてしまいがちだが、それも必要な時期。ただし自分を過信するピークでもあるので、身体のメンテナンスや健康管理は怠らないこと。
▼35歳でやっておけばよかったこと
運動。エステだけでなく自主的に身体を動かしていれば、30代後半からの身体の急落を食い止められたかも。歯のかみ合わせや食いしばり、姿勢や歩き方など、ゆがみにつながる癖も30代のうちから直しておけばよかった。
透明感あふれるクリアな肌に。フェイシャル トリートメント マスク 6枚 ¥10,800(編集部調べ)/SK-II
ほどよい圧で頭皮をマッサージ。ウカスカルプブラシ ケンザンソフト ¥1,944/ウカトーキョーヘッドオフィス
頭皮ケアとシートマスク。 要点をついてロングラン。
Profile
ヘアケアやネイルオイルなど、uka製品のディレクションを手がける。ネイリストとしてトレンドを加味したシンプリシティを追求。
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texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)