シャネルのメティエダールを彩った3つのビューティルック。

Beauty 2020.07.18

刺繍のルサージュやモンテックス、羽根細工・花飾りのルマリエ、靴のマサロなど、アトリエの培ってきたすぐれた職人技に焦点を当てるシャネルのメティエダール コレクション。フィガロジャポン9月号では、2019年12月に行われたショーの模様やアーティスティックディレクター、ヴィルジニー・ヴィアールが描き出した女性像を、バックステージ、来場セレブリティの姿とともに紹介しています。

madameFIGARO.jpでは、ショーのメークアップにフォーカス。グローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナーのルチア・ピカが手がけた象徴的な3つのルックと、それらを叶えたキーアイテムとは?

 

Makeup Look #01
マスカラとラインストーンでフェミニンな目元。

ショー前半に登場したモデルたちは、カラーレスなメイクやオールバック風ヘアスタイルで、一見マスキュリンなムード。けれども目元の内側に配されたラインストーン、しっかりとボリュームを出したまつ毛など、ディテールにはフェミニンさが添えられ、そのバランスが新鮮。

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© CHANEL

ルックの鍵となるのは、「ボーム エサンシエル」。頰、まぶた、唇など、輝かせたい部分にのせるだけで、肌に濡れたようなツヤをプラスする。マスカラは「ル ヴォリューム レヴォリューション ドゥ シャネル」を上下に。圧倒的なボリュームを叶え、華やかな存在感を演出している。

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スティックタイプで、肌にのせて指やブラシでのばすだけで美しいツヤをオン。ボーム エサンシエル トランスパラン ¥6,050

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表面に凹凸のある3D プリント ブラシがまつ毛に密着し、ひと塗りで根元から毛先までボリュームアップ。ル ヴォリューム レヴォリューション ドゥ シャネル 10 ¥4,950

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Makeup Look #02
90年代のクール&ミニマムなムード。

続いて登場したモデルたちは、メタリックなシルバーで大胆に光らせたアイメイクが印象的。上まぶたや目頭にしっかりカラーをのせ、90年代風のクールでミニマルな雰囲気をつくり上げている。

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© CHANEL

ボーイッシュに整えられた眉はすべてのルックに共通するものだが、アイブロウ ペンシル「スティロ スルスィル ウォータープルーフ」で描いた後、アイブロウ ジェル「ル ジェル スルスィル」で毛流れをセットし、立体感をもたらしている。

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なぎなた形の斜めに設計されたペン先で、眉毛一本一本を細かく描くことも、全体をソフトに仕上げることも可能。スティロ スルスィル ウォータープルーフ 802 ¥4,950

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眉毛の流れを整えてセットしながら、ツヤとカラーをプラス。ル ジェル スルスィル 350 ¥4,620

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くっきりとした目元を演出するアイライナー ペンシルで、ショーのメイクを再現してみたい。スティロ ユー ウォータープルーフ 949 ¥3,520

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Makeup Look #03
濡れたまぶたとプラム色リップのセンシュアルメーク。

3つめのルックで目を惹かれるのは、きっちりと描かれたバーガンディ色のリップ。素肌が透けるようなベースメイクと、「ボーム エサンシエル」で演出したまぶたのツヤがフレッシュさを加え、洗練された女性らしさを際立たせる。

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© CHANEL

この唇は「ルージュ アリュール ヴェルヴェット エクストレム」の深く濃密な発色によるもの。リップライナーで輪郭をとった後、リップスティックを唇全体に直接塗り広げている。肌は「レ ベージュ オー ドゥ タン」で優美に仕上げて。

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マット質感ながら、アーモンドオイルなどの保湿成分の配合で、唇にぴたりとフィット。ルージュ アリュール ヴェルヴェット エクストレム 130 ¥4,620

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水分のジェルに、ファンデーションを抱えたバブルが浮かぶユニークなフォーミュラ。専用ブラシで混ぜて肌にのせると、薄膜をかけたように色ムラを整えヘルシーな印象に。レ ベージュ オー ドゥ タン 全3色 ¥8,250

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ルチア・ピカのいち押しアイテムは?

グローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナーのルチア・ピカは今回のコレクションのテーマに沿って、パリ・カンボン通り31番地にあるガブリエル・シャネルのアパルトマンと鏡張りの螺旋階段、そしてシャネルのメティエダールに関わる職人たちのクラフトマンシップをインスピレーション源に、ビューティルックを手がけた。紹介したアイテムの中で特に気に入っているのは「ボーム エサンシエル トランスパラン」だと話す。「日常でメイクをする際も、ランウェイでのグロッシーに輝く目元を完璧に再現してくれることでしょう。アイゾーンの魅力をフレッシュでナチュラルに引き出しますよ」

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バックステージでモデルにメイクを施すルチア・ピカ(写真左)。 © CHANEL

最後に、メゾンのコードとメティエダールの高度な職人技がちりばめられたコレクションを動画でも堪能して!

グラン・パレのショー会場には、カンボン通り31番地のガブリエル・シャネルのアパルトマンと鏡張りの螺旋階段が再現された。フィナーレでモデルたちが螺旋階段に一堂に会する光景は圧巻!

●問い合わせ先
シャネル カスタマーケア
0120-525-519
www.chanel.com

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。

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