
台湾の人気店が続々上陸、タピオカのサードウェーブ!?
こんにちは。FIGAROタピオカ部の編集TAOです。まだまだブーム続行中のタピオカミルクティー。この秋も台湾から人気店が続々上陸していますが、これまでとちょっと変わってきたかなという感じ。品質や環境によりこだわった、大人のためのタピオカミルクティーが増えつつあるのです。そう、タピオカにもサードウェーブ到来です。
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●COMEBUYTEA(カムバイティー)
一軒目は、9月21日に表参道にオープンした「COMEBUYTEA(カムバイティー)」。2002年に台北でスタートし、現在は11カ国で展開する有名店。この店の自慢は、なんといっても茶葉へのこだわり! 台湾のティーマスターが厳選した茶葉のみを使用し、独自開発のグラインダーで茶葉に合わせて粉砕。オーダー後に、茶葉専用のエスプレッソマシンを使って目の前で新鮮なお茶を抽出してくれます。
茶葉の種類も豊富ですが、トッピングやフルーツジュースなどを合わせて自分好みにカスタマイズできるのも魅力。カスタマイズできるメニューは、なんと500種以上に上るそう! タロイモボールやこんにゃくゼリー、アロエ、ナタデココなど、無添加・無着色で身体にやさしいラインナップがうれしい。
私はローステッドウーロンティーに、エバミルク、タロイモボールとタピオカがミックスされたもちもちダブルをチョイス。半発酵と重焙煎で仕上げたというお茶は、香り高く濃厚。タロイモボール入りのタピオカは、通常よりもちもち感を楽しめました。
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●Milksha(ミルクシャ)
二軒目は、10月11日に青山にオープンする「Milksha(ミルクシャ)」。創業15年を迎え、現在は台湾で220店舗、世界で250店舗を展開する人気店です。ナチュラルで安全性の高い原材料へのこだわりとサステイナブルな取り組みで、台湾でも広く支持されています。
店名にミルクとあるように、この店のルーツは牧場。台南に自社牧場を抱え、ミルクパウダーではなく、牧場で搾乳したフレッシュな生乳のみ使用しています。日本に上陸するにあたって自社牧場とテイストの近い牧場を探し回って、台湾と同様に安全で濃厚な味わいを実現させたのだそう。フレッシュなミルクを堪能できる人気メニュー「大甲タロイモミルク」は、スイートポテトをドリンクにしたような新鮮な味わい。またタピオカも、防腐剤、着色料、香料を一切使っていない身体にやさしいもの。定番のタピオカミルクティーは、三温糖とハチミツに漬けて作られた白タピオカのやさしい甘さが口に広がります。
また「Milksha(ミルクシャ)」は、台湾では、プラスチックカップやペットボトル、空き缶などを分別してリサイクルするマシーン「ECOCO」を導入したサステナブル先駆者。「ECOCO」を使うとポイントが貯まり、クーポンが付与されるシステムです。また回収したプラスチックはコップホルダーやバッグに生まれ変わります。10月11日(金)~13日(日)は、毎日先着600杯限定でこのプラスチックカップをリサイクルして作ったドリンクホルダーがプレゼントされるそう。今後、日本での導入も検討しているとのことなので、プラスチックごみ問題の解決の糸口になってくれることを期待したいと思います。
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