Editor's Blog

あらゆる機器を試して思う、ヘッドフォン最強説。

こんにちは。編集REIです。

今日は、どうしてもたくさんの人に薦めたい、音楽の楽しみ方について。ずっとずっと避けてきた、ヘッドフォンへの挑戦です。

昨年の11月、いまや寝る時だってそばに置いている魔法の道具「Surface Headphones」を手にしてから、音楽のある生活の質が一変したという話です。

200117-blog01.jpgSurface Headphones ¥40,678/マイクロソフト

これまでは、コンパクトで失くさず便利、かつ昔ながらのコードタイプへの愛着から、iPhone購入時に付随していたイヤホンをずっと使っていました。

あの良さは、”あえて”音漏れするという点にもあると思っていて。わたしは普段、最大の音量で音楽を聴いているのですが、やっぱりある程度環境音が聞こえないと危ないんです。後ろから来たチャリや自動車の音、あれはあの絶妙な耳との隙間がないと聴こえません。

でもやっぱり、満員電車の中で音漏れしないように音量を下げたり、走った時にするりと耳から落ちてしまったりと、ストレスを抱えることもしばしば。

そこで最近は、Bluetoothのシリコンタイプのコード付き/なしイヤホンにも挑戦していました。耳へのフィット感もよく、音漏れも少ない。ただやっぱりある程度の環境音が入ってきて、音楽に集中できないなという想いもぬぐえない日々……。

そこでいよいよ!!

「荷物になりそう」というただそれだけの理由で避けていたヘッドフォンに、意を決して手を出しました。

200117-blog02.jpg

装着した瞬間、鼓膜に何重ものカバーをしたようなフィット感。そして電源を入れると、ノイズキャンセリング機能により小声の会話や、遠くの物音は一切聴こえなくなります。

ちょっと聴こえなくなるとかではなく、90パーセントくらいほんとに聞こえなくなります。音楽を流さずとも、集中して仕事をしたいときの耳栓替わりになるくらい。

そしてボリュームを最大にして、Bluetoothに接続し、先日取材したばかりのKroiの新曲「Fire Brain」をセレクト。

あの、ライブハウスでしか味わうことのできない、低音が鼓膜や心臓に響いてくるようなスケールを感じたのです! 外野の音は一切入ってこず、シンプルに一対一で音楽と向き合える、自分だけの音楽世界に浸れるような感覚。

心配していた「荷物になりそう」問題ですが、何ならいまこの寒い時期に、イヤーマフ替わりになってくれるので手放せないくらい。それにヘッド周りはすべてクッションが付いているので、ずっと付けていても頭が痛くなることはないし、たったの290gなので首が疲れることもない。

カラーはグレーのみですが、ピンクやブルーを着ている日も、モノトーンを着ている日も、さすがの万能カラー、違和感なく馴染んでくれるのがうれしい。

なぜこの最高の体験にいままで気が付かなかったのかと思うと、悔やまれて悔やまれて仕方なく、、、。

2019年末から2020年にかけて、たくさん楽しみなアルバムも発売になりました。担当の連載「虹の刻」で音楽をつくってくれた小袋成彬さんの『PIERCING』、吉村界人さんの連載で登場してくれたKing Gnuの『CEREMONY』。特にSurface Headphonesを使うなら、Friday Night Plansの「Miss Me?」の低音にもぴったり。

これは単なるお買い物レポートではありません。

音楽をベストな状態で、ひとりの世界に籠って堪能できる最高の体験を、ぜひより多くの人にシェアしたい、ただその一心に尽きます。

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