Editor's Blog

京都の"初モノ"を訪ねて。

こんにちは、編集まりモグです。
先月ふと思い立ち、京都へ行ってきました。旅のテーマは「ミーハー心をくすぐる初モノ巡り」。ここ数カ月以内にできた新店舗を中心に、気になるスポットを回ってきました。

200306_IMG_7893.jpg200306_IMG_7867.jpg

 まず訪れたのがこちら。編集TIも訪れたグッドネイチャーステーション。3月号「Things to DO! 2020 世界はしてみたいコトであふれてる。」でも紹介しています。1階がマルシェとレストラン、2階がアポイント制のガストロノミー、3階がカフェとライフスタイルショップ、4階以上がホテルという構成。

200306_IMG_7898.jpg200306_notitl.jpg

ランチは、張り切って1階のエルタンへ。というのもこちら、ミラノで1ツ星を持つ徳吉シェフが監修した店なのです。これは外せません。ふわふわの生ハムやフレッシュなサラダ、キュートなフィンガーフードが3段トレーに乗って運ばれてきます。これがアンティパスト! 思わずときめきます。セットのパスタとデザートまでしっかりいただき大満足したところで、いったんチェックイン。同じ館なのでとってもらくちんです。

 

200306_IMG_7906.jpg

200306_IMG_7909.jpg200306_IMG_7912.jpg

昨年12月に開業したグッドネイチャーホテル キョウトは、部屋の造りがツボでした。宿泊する部屋にもよりますが、リビングに洗面台があるのも便利だし、お風呂とお手洗いが別々だったり。いちばん気に入ったのは、このソファ&テーブル。足を延ばして寛げるのがうれしいし、なんだかちゃぶ台ふう。気づいたらずっとここにいました。
自然環境に配慮したホテルなので、アメニティもそのエスプリが感じられます。3階のショップでも売られている「ネモハモ」のシャンプー、コンディショナー、ボディソープが揃います。

200306_IMG_7866.jpg200306_IMG_7936.jpg

カフェタイムは気になっていたカフェ、RAU(ラウ)へ。インスタレーションならぬショーケースを見て、これは!と乗り込みました。セレクトしたのは、バナナやヘーゼルナッツ、チョコレートクリームがのったクロワッサンと、アールグレイの香りとまろやかなクリームがポイントのケーキ「bin赤」。食べごたえも十分です。

200306_IMG_7922.jpg200306_IMG_7926.jpg

200306_IMG_7923.jpg

 夜は街に繰り出し、グルメホッピングへ! 京都でいただく日本料理は別格だし、大好きな店もたくさん。ですが、あえて洋モノを攻めるのも楽しかったりします。今回は、“新”にこだわり、1月にオープンした烏丸御池のTo.へ向かいました。こちら、以前京都特集で紹介したイタリアン、fudoの2号店なのです。fudoは、「生八つ橋とフォアグラの西京味噌漬けテリーヌ」といったユニークなメニューが豊富な店なので、おのずとTo.にも期待が沸きます。
店内はカウンター中心の、ミニマルなバル。メニューはすべてアラカルトで、「炙りしめ鯖とアボカド ワサビ醤油のマリネ」「カラスミとパルミジャーノのフライドポテト」「サワラと菜の花の焼きもの 酒盗バター」など、季節で変わる食指が動くラインナップ。酒飲み心も同時にくすぐります。fudo同様、八つ橋を使ったメニューもあれば、イタリアンのエッセンスもあったり、ほどよいミックス感が楽しい!全制覇したかったのですが、かないませんでした……。

---fadeinpager---

200306_IMG_7849.jpg

翌日は女子っぽく、カフェ巡りを慣行。京都で2店舗目となるブルーボトルコーヒー 京都六角カフェへ行きました。京都の街並みになじむ建物がまず可愛い。明治時代後期に創業した自転車店、辻森自転車商会の一画にあり、トレードマークも自転車のオブジェ。ここでしか食べられないメニューも多く、利招園茶舗の抹茶を使用した「抹茶 テリーヌ ショコラ」や、京都堀川三条のあんこ屋、都松庵とコラボレートし、フィグやナッツの食感も楽しい「ブルーボトル 羊羮」など、どれもコーヒーのお供にぴったりです。

200306_IMG_7833.jpg200306_IMG_7831.jpg

もう1店舗は、こちらも3月号で紹介したカフェ アアルト。本国ヘルシンキに次ぐ世界初進出店なので、当然注目の的。アルヴァ・アアルトデザインのイスやテーブル、照明などが店内を彩ります。

200306_IMG_7946.jpg200306_IMG_7947.jpg

柄にもなく女子っぽいことをしたためか、お腹が減りました。最後、東京へ戻る前に駆け込んだのが、焼きそば スタンドバイミー。1月にオープンした店なのですが、すでに行列ができていたので気になって並んでみました。メニューはソースと塩の2種で、太麺と細麺が選べます。私はソース×太麺を選んだのですが、これが大ヒット! 自家製麺とあって、ツルツル口触りがいいです。さらに、関東人にはほんのり甘いソースが西に来たなぁと旅情を感じさせます。

結構時間が危険だったので大急ぎで焼きそばをかき込み、大量に買ったパンを携えて帰路につきました。伝統と最新が交差するカルチャーが楽しい京都ですが、ミーハー的には“初モノ”だけでも十分に満足!それが実証された旅でした。

ARCHIVE

MONTHLY

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories