心と身体を元気にする、薬膳レシピ

鶏肉と金柑のローストで、気を巡らせストレスフリーに!

今年もあっという間にやってきてしまった師走。しかももう半分過ぎてる! 私にとってはボストンから本帰国したこともあって、生活の拠点も変わり、それなりに変化のある1年でした。みなさんはいかがでしたか?

このところコロナ感染者も減ってクリスマスは外食という人もいるかと思いますが、まだまだおうちで過ごすひとも多いかも?? と思い、今回はそんな場面でも使ってもらえるような「鶏肉と金柑のロースト ナッツソース添え」をご紹介します。
オーブンもしくはオーブントースターに入れてローストしている間に混ぜるだけのソースも完成させちゃう簡単レシピ。放っておけるのでオーブンを使いましたが、オーブンもオーブントースターもない~という人はフライパンでも大丈夫です。

このレシピは特に気の巡りを意識して考えたものです。気を滞らせてしまう一番の原因はストレス。みなさんコロナ禍でいろんなことを知らず知らずのうちにガマン、してませんか?? 程度の差こそあれ、きっと誰もが何かしらガマンしてますよね。一年の終わりにこのレシピで少しでもすっきりしていただければ。

鍵となる食材は金柑。柑橘の皮は気の巡りをよくしますが、皮ごといただく金柑は気を巡らせるだけでなく、気の滞りで傷めがちな肝をケアします。焼くとジャムのようにとろりとしてとってもおいしいです。少し焦げるくらいでも逆にアクセントになって良いくらい。まぶしてローストしたクミンシードも気を巡らせます。クミンシードではなく、クミンパウダーしかない人はソースのほうにシナモンパウダーと一緒に混ぜ込んでください
オーブンやオーブントースターがないひとはフライパンで鶏肉の皮目のほうから全体の7~8割火を入れる気持ちでじっくりと焼いてくださいね。

そしてこのレシピは気の巡り以外にも温め効果や潤いを補う作用も。鶏肉は特にお腹を温める食材ですし、金柑、クミンも温め食材です。暖房などの乾燥から身体を守るソースのナッツにはクルミとゴマ。シナモンやクルミは身体を温めるだけでなく寒い時期に傷めやすい腎をケアする食材でもあります。さらに腎ケアを意識したい人はすりゴマとねりゴマを白から黒に変えていただければ。

冬の養生にさまざまな効果が期待できるこのレシピ、食事を楽しみながらひとつでも不調の緩和につながればうれしいです。

今年も1年このブログを読んでいただきありがとうございました!
来年こそコロナが収束に向かっていきますように。

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鶏肉と金柑のロースト ナッツソース添え

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【材料】2人分

鶏モモ肉 大1枚
金柑 6個
クミンシード 小さじ1/2
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1

A
クルミ(素焼き) 10g
白すりゴマ 大さじ1/2
白練りゴマ 大さじ1/2
レモン汁 小さじ1
水 小さじ2
塩 少々
シナモンパウダー 小さじ1/4

粗挽き黒コショウ 適宜
パセリ 適宜

【作り方】

1. オーブンを210℃に余熱する。鶏肉は6等分に切り、分量外の塩少々をふる。金柑はへたをとり、横半分に切って種をのぞく。クルミを粗みじん切りし、Aをよく混ぜ合わせてソースを作る(ローストしている間にソース作りをしても)。パセリを粗みじん切りする。
2.  鶏肉の水分をペーパーでふき、金柑ともにクミンシードとオリーブオイルをまぶし、金柑の断面を下にして天板にのせる。
3.  オーブン、またはオーブントースターで20~25分ほどローストし、うつわに盛る。ナッツソースを添え、粗挽き黒コショウとパセリをふる。

・皮目をパリッと焼き上げたいときは最後5分ほど温度を230℃くらいに上げてください。

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ちづかみゆき

美容薬膳研究家。国立北京中医学大学日本校(現 日本中医学院)にて薬膳を学び、国際中医薬膳師資格を取得。上海にて活動後、東京に戻り季節の薬膳、美容の薬膳を中心とした薬膳料理教室meixue(メイシュエ)を主宰。現在は東京とボストンを行き来しながら雑誌、企業へのレシピ提供やイベント講師などを務める。
http://meixue.jp
Instagram: @miyukichizuka

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