心と身体を元気にする、薬膳レシピ

胃腸をいたわり乾燥対策を! 豚団子とサツマイモのクリーム煮。

金木犀が香る季節になりました。秋ですねー。スーパーでも秋の食材が並び始めていてわくわくします。先日知り合いのSNSを見ていたら、「スーパーの目立つところにサツマイモが並び始めると秋だなぁと思う」といったような投稿がありましたが、今回はそんな秋の訪れを感じさせるサツマイモを使ったレシピをご紹介します。

秋といえば空気の乾燥が気候的な特徴です。空咳や急なお肌の乾燥が気になりませんか?
サツマイモは乾燥対策食材ではありませんが、大切な胃腸を労わり、元気を補う食材。潤いを補給する食材を合わせて、軽い煮込み料理に仕上げました。潤いのための食材は豚肉、白ゴマ、エリンギ、生クリームです。

肉類はどれも元気を補いますが、それぞれに効能が違います。豚肉は潤いをチャージ、牛肉はより血を補う力が強く、鶏肉は胃腸にやさしく温め食材。これらの違いをぜひ覚えておいてくださいね。

そして写真には見えませんが肉団子の種にたっぷりと白すりゴマを加えました。風味だけでなく、食感も良くなって楽しいです。白ゴマを黒ゴマに変えると補血やアンチエイジング効果も期待できます。また、キノコにもそれぞれ効能に多少の違いがあり、今回使うエリンギは潤い、シメジは血を補い、エノキだけは痰の排出や解毒、マイタケやシイタケは元気を補う、といった具合です。

さて、作り方の注意点。エリンギを加える前に一度サツマイモの硬さをチェックしてください。最近はいろんな品種が出回っていますし、切った大きさと火加減で火の通り方が違ってきます。サツマイモが固いと残念な感じなので、ある程度柔らかくなってからエリンギを加えてくださいね。

空気がひんやりしてくると、クリーム煮がよりおいしく感じられますよね。栗も加えたりすると一気に秋っぽくなります。とはいえ、栗はなかなかハードルが高い食材。このレシピに登場する食材は手に入りやすいものばかりなので、秋だけでなく冬の乾燥まで役立てていただけたらうれしいです。

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ゴマ豚団子とサツマイモのマスタードクリーム煮

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【材料】2人分

豚ひき肉(赤身) 150g

A
白すりゴマ 大さじ2
タマネギ(みじん切り) 1/8個分
卵 M1個
片栗粉 大さじ1
酒 大さじ1/2
塩 1つまみ
コショウ 少々

サツマイモ 1/2本(150g)
エリンギ 2~3本

B
粒マスタード 大さじ1
白ワイン 50ml
水 100ml

C
生クリーム 50ml
みそ 小さじ1

エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1/2
パセリ 適宜

【作り方】
1. ボウルに豚ひき肉とAを入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜる。サツマイモは大きめの一口大に切り、さっと水にさらす。エリンギは太いものは4分割、細いものは半割にして食べやすい長さに切る。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、1の団子の種を6等分してスプーンなどで丸めて入れ、全体をこんがりと焼く。
3. 2のフライパンにBとサツマイモを加え、沸騰したらふたをして中弱火で5~6分煮たあと、エリンギを加えてさらに2分煮る。途中水分がなくなりそうになったら適宜水を少々加える。Cを加え、とろみがつくまで煮てうつわに盛り、刻んだパセリを散らす。

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ちづかみゆき

美容薬膳研究家。国立北京中医学大学日本校(現 日本中医学院)にて薬膳を学び、国際中医薬膳師資格を取得。上海にて活動後、東京に戻り季節の薬膳、美容の薬膳を中心とした薬膳料理教室meixue(メイシュエ)を主宰。現在は東京とボストンを行き来しながら雑誌、企業へのレシピ提供やイベント講師などを務める。
http://meixue.jp
Instagram: @miyukichizuka

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