年末年始の台湾へ
新しい年をいかがお迎えでしょうか。
今年も、年末年始は台湾で過ごしましたが、帰国後、珍しく発熱し数日臥しておりました。
色白で骨細な為、弱そうに思われがちなのですが、実はとーっても丈夫な私は、微熱さえ、前回はいつだったか記憶にないほどで、(多分、20代の頃?)インフルエンザなのではと焦りましたが、常備薬と睡眠でなんとか回復。
この時期の発熱外来は大混雑のようですので、
どうぞ皆様、くれぐれもご自愛くださいますように。
さて、今回も恒例の高雄、台南など南部中心の旅へ。
台北より人が少なく、スローペースで穏やかな方が多いので、のんびり過ごす休日には理想的な場所です。
そして、今回も美茶巡りが中心の旅となりました。
行かずにはいられない、台南の老舗茶商「振發茶行」
こちらは台湾最古だそうで、素朴な店構えではありながらも、総裁をはじめとする多くのVIP 顧客がいらっしゃるとのこと。
台中の茶芸館「無為草堂」
10年ぶりの訪問ですが、時が止まったかのように何も変わらぬ雰囲気。
趣向の異なるお部屋がたくさんあるので、前回とは別の角度のお部屋からお池を眺めることができ、新鮮な気分です
しかし、運ばれてきた点心をみて、前回と同じものをオーダーしてしまったということに気づく!
この茶舗で有名なのは「杉林渓高山烏龍茶」
他の台湾烏龍茶にはない、ほのかなミントのような清涼感に心地よさを感じつつ、ただただ湯気と戯れる。
旅の終盤、素朴な静寂の中で、台湾らしい時間を過ごせて、とてもリラックスできました。
ホテルは定宿としているところと、初訪問をミックス。
選ぶ基準は、インテリアと食事。もちろん、ホスピタリティと清潔さは言うまでもありません。
昨年末に新開業の高雄日航ホテルでは、毎日、朝活プール!
台湾でも冬はそれなりに涼しいのですが、誰もいない早朝は貸し切り状態です。
アウトドアですので、さすがに直行できる水温ではないので、ジャグジーで30分間、体を温めてから入ります。
旅先では、連日の飽食状態で、あっという間に体重増加。
目を疑う数字となりますが、帰国後にはセーブして、必ず1週間以内には元に戻すので、気にせず好きなものを食べますが、それでもさすがに体が重くなり、若干の危機感が。。
しかし、この朝活のおかげで浮腫みが取れて、胃もすっきり。
エアも含め、あまり日系ブランドを選ぶことはないのですが、オープン直後なだけに、リリース記事のような情報しか見当たらなかったので、当初の予定をキャンセルし、こちらにステイすることに。
クラブラウンジのインテリアはもちろん、フードプレゼンテーションなども期待以上。
ホスピタリティとプロフェッショナリズムが素晴らしくて、伺ったら、ワンハーモニーの系列ホテルで研修なさったとのこと。
The okura tokyoのヘリテージでも、ここまでの至れり尽くせりぶりはなかったような。。。。
まるで、グランメゾンのような扱いをしてくださり、とにかく感心しました!
ショッピングは、ドメスブランドものを中心に。
年末の買い納め@ SHIATZY CHENと阿原/YUAN後の豆腐花。
SHATZY CHENは、台湾の主要都市に直営店がいくつもあり、アパレル他インテリアやテーブルウエアも充実しているので、たいてい数時間費やしてしまいます。
今回はワンピースやコート、ブラウスなどを。
シノワズリーをテーマにしたイベントの時などに着るつもりです。
(この日は小雨降る肌寒い日。台湾でもビニールカバーをかけてくれます)
そして、初買いは大好きな「HEINRICH WANG 八方新気 」
台湾・国立故宮博物院に、唯一存命する作家として作品所蔵される白磁陶芸家ハインリック・ワンのブランド。
白磁の美しさはもちろんのこと、独特の世界観が素敵で、台湾に行く度に必ずコレクションしています。
セット買いすることが多いのですが、今回はドラゴン、龍生九子や瓢箪など、シノワらしいラッキーモチーフのものをあれこれ購入。
夏頃に、これらを使ったティータイムレッスンも開催したいと思っています。
他にも、大好きな御香店で、白檀や小物などを購入。
こちらも素敵なドメスティックブランドなので、是非別の機会にご紹介したいと思います。
取り急ぎ、ダイジェストにて旅報告でした!
皆様にとりまして、
悦びに満ち溢れた輝かしい一年でありますよう、心より祈っております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 多賀谷洋子
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