いま最も注目したいソウルバンドがメジャーデビュー!
Culture 2019.07.21
ニューオーリンズ発、ソウルバンドの初メジャー作。
『グリーン・バルーン』/タンク・アンド・ザ・バンガス
ユニバーサル ¥2,700
ネオソウルや新世代ジャズのニューカマーが続々と登場する近年の音楽シーンにおいて、才能とセンスにあふれ、いま最も注目しておきたい一組がタンク・アンド・ザ・バンガスであることは間違いない。ジャズの聖地である米国ニューオーリンズで結成され、2013年にデビューしたが、大きな注目を浴びたのは17年のこと。ユーチューブの人気プログラムから派生した「Tiny Desk Contest」に出場し、6000人の参加者の中から満場一致で優勝。インディシーンでは確固たる地位を築いた。
満を持してのメジャーデビュー作は、ソウル、ジャズ、ヒップホップといったさまざまなジャンルをまたぎ、彼らの魅力が余すことなく詰まったポップなミクスチャーサウンドとなった。女性ボーカル、タリオナの表情豊かな歌声とともに、新しい時代の音を感じてほしい。
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*「フィガロジャポン」2019年7月号より抜粋
réalisation : HITOSHI KURIMOTO
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