Things to Do! 2020 作品を買う、というアートとの付き合い方。

Culture 2020.03.26

いま、アートは観るだけではなく買う時代。アートフェアやオンラインサイトで探す、現代のアートの買い方をご紹介。


「バブルの時代は、欧米の価値の定まった作品を買う傾向が強かったと思います。しかし現在は、初めて聞く若いアーティストにも、自分たちで価値を見いだすようになってきたと感じます」。そう語るのは、村上隆や奈良美智をはじめとする、同世代の日本人アーティストを世に送り出した小山登美夫ギャラリーの小山登美夫さん。いまやアートの暮らしへの取り入れ方は大きく広がり、作品を購入できる場所も従来のギャラリーに加え、アートフェアも一般的になってきている。

たとえば、国内最大級の規模を誇る『アートフェア東京』。古美術から現代アートまでのギャラリーが揃い、それぞれ複数の所属アーティストの作品を展示販売する。国内有数のタグチ・アートコレクションを所有・管理する田口美和さんは、次のように語る。「現代アートの作品を買うことは、その作家の応援団になる切符を買うということ。作家の変化や成長に立ち会えるのは楽しいし、作家にとってもうれしいことなんですよ」。

アート作品を販売するウェブサイトも増えている。数百万円の作品をモニターで判断するのはなかなか勇気がいるが、好きな作家だったりしたら、思い切って買ってみるのもありかもしれない。

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不定期でアートフェアを開催する、スパイラルで購入した石本藤雄の作品を飾るクリエイティブカンパニー、ネアンデルタールのオフィス。

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国内最大級のアート見本市である『アートフェア東京』(『~2020』は3/19~22に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった)。

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美術誌「美術手帖」が運営するアートEC「OIL by 美術手帖」。渋谷パルコ2階に実店舗もオープン。

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Things to Do! 2020
世界はしてみたいコトであふれている。

いよいよ2020年。新しい年にやってみたいこと、目を向けてみたいことがたくさんある。トレンドがガラリと変わるファッションとメイク、新しい旅先や
おいしいレストランの発掘、部屋の模様替え、これから出合う本や映画……2020年という年を楽しみながら、好奇心のままに、まだ見ぬ世界への冒険へと繰り出そう。

 

『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋
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texte : RYOHEI NAKAJIMA

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