李家幽竹に聞く、2022年下半期月別の開運アクション。
Culture 2022.08.08
9年でひと回りする風水の運気が、新たなスタートを迎えた2022年。「自分の運の地盤を広げ、土壌を豊かに育む」ことで、今後9年間の運のベースを築く大切な年。李家幽竹が指南する開運行動を実践して、新しい時代の幸運をキャッチ!
2022年は、9年周期で回る風水の運気が一周し、再び新たな運のサイクルがスタートする「始まり」の年。五黄土星が中宮に位置する「土」の年で、どれだけ運の地盤を広げ、土壌を豊かに育めるかが、今後9年間の運気を左右していく。
李家曰く、「まず、みなさんに考えていただきたいのは、この先9年間でどのような幸せを掴みたいかということ。今年は、いわば9年の運の土台が作られる年。社会の常識や誰かの価値観ではない自分なりの幸せをできるだけ具体的に思い描いて、未来に繋がる運気の土壌を築いていきましょう」
とりわけ下半期は、見たものや聞いたもの、食べたものや行った場所など、すべての経験や行動が自分の土壌に取り込まれると言う。さらにそれらは、この先9年間の自分の印象を形成する大事な要素に。
「スマートフォンのホーム画面をイメージしてみてください。せっかくイチから設定し直せるなら、自分のステータスを引き上げられるような、お気に入りのホーム画面を作っていきたいですね」
今年の開運アクションを半期ごとに紹介すると、6月までの上半期は「自分の地盤を広げていく」こと。その方法は、ほかでもない未知の体験への挑戦だ。
「初めての場所を訪れたり、食べたことのない食材や料理を試したり、新たな仕事や勉強を始めたりするのもいいかもしれません。現実の世界で行動できればベストですが、社会情勢的にまだ自由に動けない場合は、インターネット上など仮想空間でのアクションでも構いません。SNSで新たな自分を演じる、ゲームでアバターを作るなどして世界を広げて。また、異文化に触れる写真集や音楽、時代劇や近未来的ストーリーの映画なども地盤の拡大を促進。最近は、未知の世界に簡単にアクセスできる方法がたくさんあります。これまでになかった知識や思考、想像力を手に入れて、自分のテリトリーを広げていきましょう」
上半期中に間に合わない場合は、気温が高いうちに行動するとよいとか。寒くなると「土」が冷えて固くなってしまい、地盤を広げるのに必要な柔軟性が低くなる。9月頃までをおおまかな目安としていこう。
「ある程度地盤を広げたら、いよいよ下半期のアクションに取りかかりましょう。広げた土地に養分を吸収させて、豊かな土壌を育んでいくのです。豊かさは『充実感』から生まれます。あらゆる場面で、自分の行動がどのように充実感や満足感に繋がっていくか考えてみて」
たとえば、ファッションアイテムを選ぶ時、上質さにこだわるよりも毎日違うコーディネートを楽しみたいのか、数は少なくとも好きなブランドを身に着けることに喜びがあるのか。どちらがより高い満足度を得られるかは、人によって違う。
「自分軸の充実感が肝心ですが、ただし、今年は身に着けたもののステータスが自分の土壌に吸収されることも覚えておいて。髪型やメイクも、いま似合うものより、よりよく見えるものを選ぶことが大切です」
「始まり」の年である2022年の下半期は、衣・食・住すべての行動や環境において、今後9年間にわたる自分のブランディングを意識して、運気をブラッシュアップしていこう!
---fadeinpager---
JULY [ 7月 ] |
AUGUST [ 8月 ] |
SEPTEMBER [ 9月 ] |
OCTOBER [ 10月 ] |
NOVEMBER [ 11月 ] |
DECEMBER [ 12月 ] |
「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考えのもと、衣・食・住、行動全般にわたりアドバイス。出版書籍は累計700万部超えを果たした。風水を仕事にする人材を育成するため一般社団法人 李家幽竹 空間風水学会(www.kukan-fengshui.com)を設立し、理事長を務める。https://yuchiku.com
photography: Yuka Uesawa (model & objects), Asa Sato (objects) styling: Chiaki Utsunomiya hair & makeup: Yuka Toyama (mod’s hair) text: Haruko Murakami collaboration: Utuwa