この記事で掲載する写真は一部7月12日の京セラ大阪ドームのライブ。しかし観たのは翌日13日だったため、「多少」衣装が異なります! が、JINの13日のファッションの着こなしやいで立ちからまず伝えたい。
アイメイクのグラデーションがすごくセンシュアルだったのも見ていて至福でした。
グッチのロゴ入りきらきらデニムのセットアップ、インナーはグッチのリブタンク、胸元にはフレッドのフォース10(らしき)ペンダント、という衣装でスタート。レトロな感覚のセットアップが本当によく似合っている----クールになりすぎず、彼のキャラクターの和やかさとおしゃれ感ガコンバインしたスタイルで素敵だった。
スローな曲で登場したとおもいきや、Running Wild含む2曲を全力で歌ってあっという間に汗びっしょり!
その声の伸びやかさや穏やかさは言うまでもなく、潤いがあって柔らかいのに男らしい響きがある。これがJINの魅力......トップスピードのスタートだった。
ギターのストリングがチャームポイントでもあるFallingを通過し、ステージは最高潮へ。JINは、観客席ともとてもインタラクティブに対話してくれる。来場したファンとの掛け合う時、本当に彼は利他的な人間性の人物なのだな、と感じる。スターの輝きがあるのに、圧がない。
だからこそ、一緒にいたいと思わせる彼の優しさを感じた後に、彼がすごく美しいルックスの持ち主と気付いてハっとしてしまうのだ。
こちらは12日の様子。観客たちとのやりとりで危うく13日にも同じ衣装に着地しそうな瞬間があった。
またもやグッチで今度は黒のセットアップに、胸元にはフレッドのハートのペンダントを重ね着け。パリのジュエラー、フレッドでは映画『プリティ・ウーマン』でジュリア・ロバーツが纏ったハートモチーフで注目され、現代のこのハートのシリーズも特に人気が高い。センターフォルドのパンタロンで大人ムードのJINの衣装にペンダントがミックスマッチして、惚れ惚れ。
ピンクのマイクで、ピアノで弾き語ったI will come to you はゾクっとするほど素敵だった。スクリーンに映ったアップの表情も格別だ。このために練習してきたというピアノはとてもロマンティックだった。
後半戦にはBTSメドレー。会場全体で歌ったDynamite 、そしてButter。世界にBTSの存在を轟かせたこの2曲にファンたちも感動したはずだ。レインボーカラーに輝くハートの背景にもうるっときた。待っていたBTSの新章が始まるのだ、と。
そしてSpring Dayの時には「本当に幸せ」とJIN本人も言った。
Nothing without loveはARMYたちと歌おうとして最後のほうに取っておいた、と語った。
今回のライブでは「挑戦」という言葉をJINはたくさん用いていた。確かに、ピアノでの弾き語りも、ソロライブであることも挑戦には違いない。けれど、一番の挑戦はJIN、そしてBTSが1年半近い時間を置いても同じように深い愛のかけあいができるかどうか、だったのでは? そして応えはもちろんYESだ。
#RUNSEOKJIN_EP.TOUR in JAPANは、この後、アメリカ、そしてヨーロッパツアーへと続く。JINが世界一周して人々を幸せにする旅はまだまだ続く。