アートは危険早期発見装置!? 刺激的なメディアアート展。
Culture 2018.03.08
メディアアートが示唆する、革新と混沌の交錯する未来。
『ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて』
レイチェル・マクリーン『大切なのは中身』2016年。童話や自作の登場人物をすべて自ら演じる、サイケでシニカルな映像作品。
インターネット社会や、人工知能などテクノロジーが日々刷新する人間環境。新たな問題が噴出し、革新と混沌が交錯する現在と未来に鋭い感性で応答するアーティスト8組を紹介。「芸術は危険早期発見装置である」とメディア批評家マクルーハンが1960年代に預言したとおり、アートの力で人類は危機を克服できるか?
『ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて』
会期:開催中~5/6
水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城・水戸)
9時30分~18時
休)月(4/30は開館)、5/1
一般¥800
tel:029-227-8111
www.arttowermito.or.jp
会期:開催中~5/6
水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城・水戸)
9時30分~18時
休)月(4/30は開館)、5/1
一般¥800
tel:029-227-8111
www.arttowermito.or.jp
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*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋
réalisation : CHIE SUMIYOSHI