笑顔が戻った2025年。キャサリン皇太子妃の「復活」を彩った、12ヶ月のファッションを振り返り!
Celebrity 2025.12.25
2025年のキャサリン皇太子妃のファッションを、1月から12月までプレイバック。
昨年は療養期間が続き、公務の場に立つ姿が限られていたキャサリン皇太子妃。2025年は、公務やイベントへの出席が戻り、久しぶりに多彩な着こなしが並んだ一年となった。セットアップやボウタイ、端正なジャケットなど、今年増えた装いにも注目。
話題になったルックを、月別に振り返る。
1月|年初の公務で見せた、チェックコートのブラウンスタイル
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@enews
2025年1月、キャサリン皇太子妃はロイヤル・マーズデン病院をサプライズ訪問。
年初最初の公務では、ブラウンベースのチェック柄コートに、同系色のバーガンディのインナーとバッグを合わせた装いを選択。色数を抑えたスタイリングと直線的なシルエットが、公的な場にふさわしい落ち着いた印象を作っている。
2月|ギャラリー訪問で見せた、ブラック×ブラウンジャケット
@princeandprincessofwales
2月、キャサリン皇太子妃は課外授業の付き添い役として、子どもたちと一緒にナショナル・ポートレート・ギャラリーを訪問。
ブラックのトップ、ピンストライプのパンツのオールブラックに、ブラウンのテーラードジャケットを合わせた装い。シックな配色と直線的なシルエットで、アートの場にふさわしい、落ち着きと端正なシルエット。
3月|セント・パトリックス・デーでのグリーンルック
@hellomag
3月、キャサリン皇太子妃は恒例のセント・パトリックス・デーのパレードに出席。
ダークグリーンのコートに、同色のハットとシャムロックのコサージュを合わせた、ワントーンで揃えた装い。キャサリン皇太子妃にとってセント・パトリックス・デーは、毎年グリーンを身にまとう恒例の行事。今年もグリーンをまとい、再び人々の視線を受け止める装いに。
4月|カジュアルなジャケットで、スコットランド訪問
@hellomag
4月下旬、キャサリン皇太子妃はスコットランド西部のマル島を訪問。
チェックのジャケットにブルーのシャツ、ダークブラウンのパンツという構成で、ややカジュアルなムードのスタイル。王室行事が続いた前半から一転、地方訪問ならではの軽快さを感じさせる装いとなった。
5月|ガーデンパーティでのバターイエロードレス
@princeandprincessofwales
5月、キャサリン皇太子妃はバッキンガム宮殿で開かれたガーデンパーティに出席。
バターイエローのドレスに、花の装飾があしらわれたヘッドピースを合わせた。やわらかな黄色は、キャサリン皇太子妃がたびたび公務で選ぶ、似合う色のひとつ。格式ある場にふさわしい、華やかなドレススタイル。
6月|新しい髪色で現れたブルーのセットアップ
@hellomag
6月、キャサリン皇太子妃はロンドンのV&A East Storehouseを訪問。
ブルーのセットアップに白トップを合わせた控えめな装いながら、髪の色味の変化が注目を集めた。これまでより明るく、柔らかなトーンへと変化したヘアスタイルに、SNSでは「新しいキャサリン皇太子妃」といった声も上がった。
7月|ウィンブルドンで話題に、鮮やかなブルードレス
@princeandprincessofwales
7月、キャサリン皇太子妃はウィンブルドンの決勝戦に登場。
鮮やかなロイヤルブルーのドレスにヌーディなパンプスを合わせた姿で、トロフィー授与の場に立った。この日はシャーロット王女とジョージ王子も同席し、家族で青と白で合わせた爽やかなスタイルが印象的。なかでもシャーロット王女のワンピースやヘア、さりげないネイルまでに注目が集まり、大きな話題となった。
8月|深いグリーンのジャケットで、動画プロジェクトに登場
@earlychildhood
8月、キャサリン皇太子妃は、自身が取り組む、子どもの初期教育「Shaping Us」のプロジェクトの動画を公開。
この日は、穏やかな深みのグリーンのジャケットに、白トップスを差し込んだすっきりした組み合わせで公務の場に現れた。キャサリン皇太子妃にとってグリーンは、ネイビーと並ぶ定番カラーのひとつ。濃淡によって印象が変わるため、フォーマルからデイリーまで、公務でも自然に取り入れられている。
この日の柔らかいヘアカラーと相まって、グリーンがより落ち着いた華やかさを引き出していた。
9月|トランプ夫妻を迎えて。バーガンディのコートドレスでウィンザーへ
@princeandprincessofwales
9月、キャサリン皇太子妃は、ウィンザー城で行われたドナルド・トランプ前米大統領夫妻の訪問の歓迎行事に出席。深いバーガンディのコートドレスに同色のハットを合わせ、落ち着いた色調でまとめた装いで姿を現した。ヘリコプターが降り立つ芝生の上という舞台も相まって、バーガンディの色が強く映え、秋のはじまりを告げるようなムードに。世界的な来賓を迎えるフォーマルな場でも、キャサリン妃らしい上品なバランスが際立った一日。
10月|ヨルダン皇太子夫妻を迎賓。キャメルのセットアップにボウタイで整ったスタイル
@princeandprincessofwales
10月、キャサリン皇太子妃はウィンザー城で、ヨルダンのフセイン皇太子夫妻を迎えてのミーティングに出席。
キャメルのパンツスーツにボウタイブラウスを合わせた、クラシックで凛とした装いを披露した。柔らかな色味ながら、ロイヤルらしい品格と端正さが際立つ1ルック。今年のキャサリン皇太子妃は、ボウタイやセットアップを取り入れる機会が増えており、この日もそうした"端正なシルエット"が感じられる着こなし。
11月|リメンブランス・サンデー。ブラックのドレスコートに、深紅のポピーを添えて
@princeandprincessofwales
11月、キャサリン皇太子妃はリメンブランス・サンデーの式典に参列。
ブラックのドレスコートにシルエットの美しいブロードブリムのハット、胸元には深紅のポピーを添えた、端正で静かな気配をまとった装い。この日は毎年ブラックで統一される厳粛な場。キャサリン皇太子妃も例年同様、余計な装飾を削ぎ落とした落ち着きのある装いで臨んだ。
12月|ウィンザー城の晩餐会。ライトブルーのケープドレスにティアラを合わせて
@princeandprincessofwales
12月、キャサリン皇太子妃はウィンザー城で行われた晩餐会に出席。
繊細なスパンコールが輝くライトブルーのケープドレスに、ティアラとサッシュを合わせたフォーマル姿で登場した。今年の装いのなかでもひときわ華やかで、ロイヤルならではの品格が際立つ一幕。淡いブルーがヘアトーンや肌になじみ、ティアラとのバランスも美しく整っていた。
2025年、キャサリン皇太子妃のファッションを振り返って
2025年のキャサリン皇太子妃は、ワンピース中心だったこれまでのスタイルに加え、スーツスタイルを取り入れる場面が増えた一年。カラーパレットも、ネイビーやグリーンなどロイヤルらしい落ち着いた色に、ライトブルーやイエローといった明るいトーンを織り交ぜ、シーンごとに幅をもたせた装いが目立った。
2024年の療養期間を経て、2025年は公務に立つ姿が少しずつ戻り、久しぶりに多様なファッションを見られる一年となった。ロイヤルらしい気品はそのままに、端正さと柔らかさを行き来する2025年のキャサリン皇太子妃のワードローブ。来年はどんな装いを見せるのか、引き続き注目したい。
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text: madame FIGARO japon photography:Reuters/Aflo




