ダイアナの面影、キャサリンの品格......10歳になったシャーロット王女、ロイヤルファッションを振り返る!
Celebrity 2025.07.25
ウィリアム皇太子夫妻の長女として、公の場に立つたびに注目を集めてきたシャーロット王女。10歳になった現在、幼さの中にも、ロイヤルの風格が垣間見える。
ウィリアム皇太子、故エリザベス女王にそっくりとの声も多かったシャーロット王女。しかし近年、英大衆紙The Sunによると、静かに周囲を見つめる表情やバレエ風の立ち姿は、ダイアナ妃の面影も感じさせるとロイヤルファンの中で話題になっている。
特に、節目となる公式行事やポートレートでは、母キャサリン妃から受け継ぐ品格だけでなく、祖母・ダイアナ妃の気品を感じさせる瞬間も見られる。そんなシャーロット王女のロイヤルファッションを、幼少期から振り返る。
2025年7月のウィンブルドン
淡いピンクのワントーンスタイル
2016年5月2日、1歳の誕生日を迎えたシャーロット王女のポートレート。淡いピンクの小花柄ワンピースに、同系色のカーディガンとタイツを合わせた柔らかな色合いのスタイリング。足元は黒いシューズでシックな印象をプラス。ヘアは控えめなリボンを合わせた装いで、愛らしさのなかにも上品さが漂う。
小花柄のギャザードレス
2018年7月16日、セント・ジェームズ宮殿で執り行われたルイ王子の洗礼式。この日、シャーロット王女は母キャサリン妃に手を引かれ、クラシックな英国調の花柄ワンピース姿で登場した。ブルーの小花柄が可憐なこのワンピースは、ロンドン発の子ども服ブランド、アマイアキッズの一着。
当時まだ3歳だったシャーロット王女だが、バルコニーでも堂々と手を振る姿などが報じられ、「もう立派なプリンセス!」と世界中から称賛の声が寄せられた。
クラシカルなフォルムの赤のコート
2018年冬。2018年1月、シャーロット王女はウィルコックス・ナーサリースクールに初登園。その日の装いとして注目を集めたのが、アマイアキッズのボルドーのコートスタイル。淡いピンクのマフラーと赤いシューズを組み合わせた配色は、クラシックでありながらどこか新鮮。
ブルーの小花柄ドレス
4歳になる直前のシャーロット王女のポートレート。シャーロット王女が着用していたのは、リリー・ローズのブルーの小花柄ワンピース。丸襟、パフスリーブ、エレガントなスモッキングなど、どことなくクラシックで上品なムードが漂い、まさにロイヤルファッションらしい一着。
リリー・ローズは、リバティ柄など伝統的な花柄プリントを用いた手仕事の丁寧な作りが特徴。気品とナチュラルな可憐さを両立させた英国らしいブランドで、シャーロット王女が着用したことで話題になった。
兄ジョージ王子とお揃いの制服
2019年9月、この日は、シャーロット王女が初めて兄ジョージ王子と同じトーマス・バタシー校へ登校する姿が公開された。濃紺をベースにしたカーディガンに、赤いラインが映えるスクールスタイルは、学校指定の制服。シャーロット王女は白いシャツにプリーツスカート、そして王室の定番ともいえるメリージェーンシューズ×白ソックスでまとめた。
ザラのギンガムチェックのワンピース
シャーロット王女が5歳のポートレートに着用していたのは、フリルが愛らしいザラのワンピース。モノトーンのクラシックな千鳥格子柄に、大ぶりなピューリタンカラー×フリルディテールがポイント。ブランドはハイストリートながら、王室らしい気品と親しみやすさを兼ね備えた一着。
モノトーンのクラシックなドレス
2024年6月15日、イギリスの伝統行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に登場したシャーロット王女。この日は、モノトーンの襟付きワンピースにタイトなヘアスタイルを合わせた、落ち着きのあるクラシカルな装いで注目を集めた。大ぶりの白襟とリボンが印象的なそのスタイルは、1980年代のダイアナ妃が公務で好んだ装いを彷彿とさせるとSNSで話題に。バルコニーでの控えめな微笑みや気品ある佇まいも相まって、「祖母の面影がよみがえるようだった」との声も。
キャサリン妃とリンクした、ミントグリーンのドレス
2025年6月、イギリスの毎年恒例の伝統行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に参加したシャーロット王女。この日は、キャサリン妃とリンクするようなミントグリーンのパフスリーブワンピースで登場。ウエストの白いベルトと丸襟のホワイトトリムがアクセントとなり、より母娘のコーディネートの調和を感じさせる。足元は、シャーロット王女の定番ともいえるホワイトのメリージェーンシューズで、クラシカルなロイヤルスタイルを完成させた。
この日のキャサリン妃は、ダイアナ妃のオマージュでは?と噂された、キャサリン・ウォーカーのドレスで登場。このブランドは、ダイアナ妃が生前こよなく愛したことでも知られており、母から娘へ、そして祖母へとつながるファッションを通じた敬意が感じられるコーディネート。
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text: madame FIGARO japon