キャサリン皇太子妃の美しい髪型を作るシャンプー、ヘアケアグッズをスタイリストが公開!
Celebrity 2025.08.26
キャサリン皇太子妃がいつも完璧なヘアスタイルをキープしている秘訣とは? 皇太子妃のヘアスタイリストたちが明かす。
ウィンブルドンを訪れたキャサリン皇太子妃。(2025年7月13日)photography: Simon M Bruty / Getty Images
アイコン的存在のキャサリン皇太子妃は公務のたびに人々の注目の的となる。それにしてもどうしたらあんなに美しい髪型を常にキープできるのだろう。イギリスのメディアも早くからその点に注目してきた。ヒントは探せばたくさんある。2018年、専属ヘアスタイリストのひとり、アマンダ・クック・タッカーがインスタグラムに写真を投稿した(ただし、その後すぐに削除)。そこにはキャサリン皇太子妃の髪を整えるのに使う道具と製品が写っており、13本のブラシ、7本のクシ、3本のヘアアイロン、2台のドライヤー、そしてロレアルの定番商品である「エルネット」スプレーを含む8種類の整髪料が並んでいた。
最近、英「サン」紙は、皇太子妃を担当したことのあるヘアスタイリストたちのアドバイスや使用製品を改めて取り上げた。スタイリストのひとりは結婚式のヘアも手がけたリチャード・ワード。皇太子妃の愛用シャンプーは「ケラスターゼ」のバン オレオ リラックスなのだそう。ココナッツオイルが、うねりを抑え、保湿しつつスタイリングしやすい髪にしてくれる。
リチャード・ワードはブラシ選びの重要性も強調している。抗菌・帯電防止機能のある本物の猪毛ブラシが理想的。リチャード・ワードはキャサリン皇太子妃のブロースタイルとして有名な「チェルシー・ブロードライ」を考案したスタイリストだ。米「ピープル」誌にそのテクニックを披露するチュートリアル動画を載せている。「キャサリン皇太子妃の髪でしかできないということはありません。これは髪のツヤを出してうねりを抑え完璧に仕上げるやり方です」と動画で述べている。大切なのは手順を守ること。「スタイリング剤のつけ方も非常に重要です。一気に全部つけるのではなく、小分けして少しずつ、つけていきましょう。(中略)このように根元を持ち上げてカールをちょっと固めます。これがきれいなブローの基本です」
さらに仕上がりを左右するのがドライヤーの使い方だ。「多くの人がやりがちな失敗は、ブローしながらドライヤーを動かしすぎること。それがうねりの原因になります」とリチャード・ワード。ノズルも使った方がいいそうだ。
さて、どうしたらキャサリン皇太子妃のような美しいカールになるのだろう。リチャード・ワードはヘアアイロンやカールドライヤーを使わずにカーラーで巻いた後、指でほぐすことを推奨している。『ヴォーグ』創刊100周年の撮影の際、キャサリン皇太子妃はカーラーをつけたまま現場に現れたと、同誌元編集長アレクサンドラ・シュルマンは明かしている。
最後に、キャサリン皇太子妃のまとめ髪がなぜ乱れないのか、不思議に思っている人がいるかもしれないが、それにはそれなりの工夫がある。ヘアスプレーもだが、バレリーナ風シニヨンとともに人気復活のヘアネットも目立たないながら効果的。結婚式や戴冠式のように髪が乱れてはならない場面で頼れる強い味方となる。
キャサリン皇太子妃の髪の色
キャサリン皇太子妃のヘアはつややかで深みのあるブラウン。いつも同じ色に見えて実は微妙な工夫をしている。ヘアスタイリストのリチャード・ワードは「デイリー・メール」の取材に対し、きちんとカラーリングすることの大切さについて語っている。「もともとの毛の色をベースにそれより少し明るい色、ほぼ同じ色、そして少し暗めの色と、3種類のハイライトを入れると、立体感のあるグラデーションカラーになります」
※本記事は2023年5月11日の記事を更新したものである。
From madameFIGARO.fr
text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)