メラニア・トランプ、息子バロンの大学生活に関する「過干渉」とは?
Celebrity 2025.08.28
米メディアによれば、米国のファーストレディは、ニューヨーク大学2年生に進学した息子バロンがいじめられないか常に気をもんでおり、万全の保護体制を整えているそうだ。
ニューヨーク大学を出るバロン・トランプ。(ニューヨーク、2025年4月22日)photography: INSTARimages/ABACA
3月20日には19歳となり、身長206センチに育ってもバロン・トランプは母メラニアにとっていつまでも「小さな男の子」のようだ。昨年、息子バロンがニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスに進学してから、生活にぽっかりと穴が空いたファーストレディは、今なお息子との物理的な距離を受け入れがたく思っているようだ。
最近の「ピープル」誌によれば、トランプ大統領の妻には遠隔から息子を見守る手段があるそうだ。バロンが2年生に進学してメラニアの不安は高まるばかりで、見守りも強化したようだ。夫人と親しい筋によれば、「メラニアは常にバロンを監視しています。からかわれたり、いじめられたりすることが気がかりだからです。息子がどこにいて、何をしているのかを完全に把握しています」。
ほぼ普通の大学生
バロン・トランプがニューヨーク大学に入学したのは2024年9月のことだった。この年には大統領選挙があり、父ドナルド・トランプが大統領に選出された。当然、彼もワシントンに戻り、父の就任式に出席した。そこで両親に舞台へ上がるように促され、公の場に「正式に」姿を現した。成人に達するまで両親は息子のメディア露出を頑なに防いできたので、この瞬間は特別な意味を持っていた。
トランプ大統領の就任式に出席するバロンとメラニア・トランプ。(ワシントン、2025年1月20日)photography: Bloomberg / Bloomberg via Getty Images
こうして特別な政治的瞬間を体験した後、バロンはニューヨークへ戻り、授業を受ける普通の学生の生活に戻った。ただし、ほとんどの学生が大学キャンパス内で寮生活をしているのに対し、大統領の息子はミッドタウン・マンハッタンにある巨大で豪華な自宅、トランプ・タワーから通っている。「メラニアはバロンがいい成績を収めて社会的にも精神的にも学生生活に適応できるよう、あらゆる手を尽くすでしょう」と、2024年12月にある政治関係者がピープル誌に語っている。ただ、「現段階では、大学寮での生活は選択肢に入っていません」とも付け加えていた。
さらに別の関係者によれば、大統領の息子という立場にもかかわらず、バロンは大学にうまく溶け込んでいるという。「彼は背が高くてカッコいい。好意的に見ている人は多く、左派の人からも好感度は高いですね」
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text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)