大胆な背中あきドレスでヴェネツィア国際映画祭に登場した女優とは?
Celebrity 2025.09.08
ヴェネツィア国際映画祭で、セドリック・ヒメネス監督の映画『Chien 51(原題)』のレッドカーペットに登場した女優アデル・エグザルホプロスが、ゴシックグラムな装いでひと際目を引いた。
その日の早い時間、彼女は黒のロングドレスに身を包み、肩まで垂れる長いブラウンヘアを揺らし、ヴェネツィアに登場した。数時間後、第82回ヴェネツィア国際映画祭の閉会式に出席し、再び注目を集めた。9月6日(土)、彼女はセドリック・ヒメネス監督によるディストピア映画『Chien 51』のイベントに登場。本作はローラン・ゴーデの小説を原作としている。レッドカーペットでは、『L'amour Ouf(原題)』でフランソワ・シヴィルと共演する彼女が、ゴシックグラムなファッションを選び、印象的な装いを披露した。このトレンドは最近よく見られ、ジェナ・オルテガやレディー・ガガも、ティム・バートン監督のNetflixのドラマシリーズ『ウェンズデー』新シーズン公開時に取り入れていた。
セドリック・ヒメネス監督の映画『Chien 51』の上映のため、第82回ヴェネツィア映画祭のレッドカーペットに登場したアデル・エグザルホプロス。(ヴェネツィア、2025年9月6日)photography: Gisela Schober / Getty Images
第82回ヴェネツィア映画祭のレッドカーペットに登場したアデル・エグザルホプロス。(ヴェネツィア、2025年9月6日)photography: Franco Origlia / Getty Images
その晩、アデル・エグザルホプロスはロングヘアではなく、短めの前髪に黒いショートボブに変えて登場した。背中が大胆に開いた黒のドレスを身にまとい、ウエストを囲む細いゴールドチェーンがちらりと見えるデザインで、まるで少しはみ出したタンガのようだった。また、彼女は厚底の黒いプラットフォームシューズを合わせていた。
ヴェネツィアに集結したフランス勢
この映画のキャストでは、セドリック・ヒメネス監督がこれまでの作品でよく起用してきた俳優たちを再び集めている。アデル・エグザルホプロスはジル・ルルーシュと共演しており、ふたりは物語の主人公サリアとゼムの役を務める。そのほかルイ・ガレルやトーマス・バンガルテルも出演。『Chien 51』の物語は2045年のパリが舞台で、社会階級ごとに分かれた区域があり、アルマという名の人工知能によって監視されている。この人工知能の発明者が暗殺された後、ゾーン2の捜査官サリアとゾーン3の警官ゼムが協力し、犯人を追うことになる。
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text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi