キャサリン皇太子妃のタータンチェックのドレスに学ぶ「王室流」の優雅さ。
Celebrity 2025.09.09
エリザベス女王の3周忌に「ウィメンズ・インスティテュート(WI)」を訪れたキャサリン皇太子妃のエレガントなドレスが注目の的となった。
サニングデールのウィメンズ・インスティテュートを訪問するキャサリン皇太子妃。(バークシャー、2025年9月8日)photography: Grant Alastair/PA Photos/ABACA
キャサリン皇太子妃以上にブリティッシュな女性は今後現れないかもしれない。エリザベス女王の3周忌に当たる2025年9月8日、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃はイギリス最大の女性組織、「ウィメンズ・インスティテュート(WI)」を訪れた。エリザベス女王が特別に目をかけていたことで知られるこの団体の拠点はバークシャー州サニングデールにある。1915年の創設以来、女性の地位向上のために活動しており、イギリスの誇る団体のひとつだ。キャサリン皇太子妃はこの日、タータンチェックのドレスで敬意を表した。
英国スタイル
ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の母であるキャサリン皇太子妃はこの日、いつものカールロングヘアだった。彼女が選んだドレスはアレッサンドラ・リッチのもの。ロマンティックなヴィンテージテイストで知られる高級ブランドで、皇太子妃が着用したのはグレーとピンクのタータンチェックのドレスだ。大きな襟に半袖パフスリーブがついたボタンつきのトップにプリーツのボトムの上品なスタイルの服で、1800年代風と言えなくもない。ヒューゴ・ボスのピンヒールパンプスとダイヤモンドのイヤリングを合わせていた。
2日前にブライトンで女子ラグビーワールドカップを観戦した際、着用していた黒いブレザージャケットとフリル襟のブラウス同様、とてもエレガントなスタイルだ。しかもブライトンの時には後ろでまとめた髪色が茶色に戻っていたようだった。9月4日にロンドン自然史博物館を訪れた際、皇太子妃の髪がブロンドヘアになっていたことはSNS上で大きな話題となり、体調に関する憶測まで呼んでいた。ひとつ確かなのは、髪色がどうであれ、キャサリン皇太子妃は英国スタイルを完璧に身につけており、時代を超越したファッション・アイコンだということだ。
From madameFIGARO.fr
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)