ネットショッピングが止まらない! 5つの若手海外ブランド。
Fashion 2019.01.25
いまやオンラインで何でも買える時代。
ファッションに関しては、日本ではまだそんなに知られていない海外のブランドのものを手に入れたい。人とは違うおしゃれをした人にもおすすめだ。今回は、「リュクス」と「フェミニニティ」をキーワードに、おすすめの5つのブランドをピックアップ。
各ブランドサイト内で紹介しているルック写真も参考にしながら、お気に入りの一点を見つけてみて。
PARIS GEORGIA / パリ ジョージア
「パリ ジョージア」は、現代の女性に捧ぐ、時代を超えて愛されるクラシカルかつシーズンレスなワードローブを提案。2015年にニュージーランドで誕生した本ブランドは、日用品にインスピレーションを得て、デザイナーのジョージア・シェリーとパリ・ミッチェルがコレクションを制作している。
なかでも90年代風なスリップドレスはすぐにカルト的な人気を呼び、スタイルアイコンであるフィービー・トンキンやジャンヌ・ダマスも愛用。トレンドに左右されない、進歩的な女性のためのワードローブだ。
なめらかに肌に寄り添うヌーディなスリップドレスは、イエローのシューズを合わせてカジュアルな着こなしを。ドレス 359NZドル
大胆にデコルテが開き、袖先にスリットが入ったシャツはエレガントな遊び心にひと目惚れ。Aラインに広がるシルエットが、ボディを華奢に見せてくれる効果も。シャツ 759NZドル
※1NZドル=約74円(2019年1月現在)
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TOTEME / トーテム
2014年、スウェーデン出身のブロガー、エリン・クリングとパートナーのカール・リンドマンによって設立されたブランド「トーテム」。女優のアリシア・ヴィキャンデルやケイト・ボスワース、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーなど、セレブからも愛用の声が続々。17年には、スウェーデンで最大のファッション賞「Guldknappen」を受賞。
タイトなカットソーから延びてゆくスカートは、ナチュラルなドレープが導く淑やかな表情が女性らしい。陽の光を浴びたようなパステルオレンジは、ブラックの小物で引き締めて。ドレス 184ユーロ
細部のデザインが、ありそうでなかった”欲しい”を叶えるドレス。控えめなバルーンシルエットがロマンティックなムードを引き出し、胸元は上品に開き女性の色気を醸し出す。ドレス 320ユーロ
※1ユーロ=約124円(2019年1月現在)
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LISA SAYS GAH / リサ セイ ガウ
アメリカ発のオンラインセレクトショップ「ナスティ・ギャル」でウェブサイトを運用していたバイヤーが手がけるショッピングサイト「LISA SAYS GAH」のオリジナルブランド。
2006年に創設したナスティ・ギャルは、わずか8年で年商100億円へと成長した大企業。創業者のソフィア・アモルーソの卓越した審美眼でセレクトされたヴィンテージアイテムやトレンドに沿うアイテムは、たちまちセレブをはじめ多くの顧客に支持された。
そんなナスティ・ギャルの系譜を引き継ぐ本ブランドは、拠点・サンフランシスコの陽気なムードを纏った、レトロでヴァカンスなスタイルが特徴。オンラインでは、オリジナルのほかスーザン アクレサンドラやパロマ ウール、ガニーなど新進気鋭のブランドも取り扱っている。「Muse Monday」や「Film Friday」と名付けられた、いま注目の女性や映画を紹介するブログも運営。
スリーブのトリム部分にラッフルが利いたギンガムチェックのワンピース。大ぶりのモチーフがキュートなネックレスや、アンクル丈のソックスにバレエシューズを合わせるロマンティックなスタイリングも見どころ。ドレス 170ドル
このまま海へ出かけたくなるようなライムグリーンのセットアップ。リボンをほどけばカーディガンにも変身してくれるトップは、スイムウエアを中に忍ばせてデイリーにも、本格的なビーチスタイルにもぴったり。セットアップ 139ドル
※1ドル=約109円(2019年1月現在)
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No.6 / ナンバー6
2005年、スタイリストのモーガン・ヤクスとカリン・ビアソンがニューヨークにオープンしたセレクトショップ「No.6」のオリジナルブランド。「anyone, anytime, anywhere(誰でも、いつでも、どこでも)」をコンセプトに置き、シューズやシルクドレスを中心にアクセサリーやデニム、スイムウエアなど多様なアイテムを取り揃えている。
ショッピングサイトでは、約80ブランドを超えるラインナップで展開。クリスチャン ワイナンツやホープ、ベースレンジなど、若手ながらも実力派のブランドが肩を並べる。
美しいスタイルへと導く小技の利いたデザインがうれしいシルクドレス。二の腕まわりのリラックスしたスリーブや、ハイウエストのシルエットは女性の味方。ドレス 585ドル
あえて7分丈から足首を覗かせることで、ほどよい抜け感が生まれるジャンプスーツ。原色の赤がドレスのように愛らしいムードを放ち、ロマンティックなワークスタイルを提案する。ジャンプスーツ 360ドル
※1ドル=約109円(2019年1月現在)
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REJINA PYO / レジーナ ピョウ
芸術大学の名門、セントラル・セント・マーチンズを卒業したソウル出身のデザイナー、レジーナ・ピョウによるブランド。2011年に、同学校で初のコレクションを発表し話題を呼んだ後、著名なファッションレーベルで経験を積み、16年にブランド「レジーナ ピョウ」を設立。
インスピレーション源は、イサム・ノグチほかさまざまなアーティストに及び、エレガンスとフェミニニティ、そこに加える乙女な遊び心が人気の理由。「日常こそ特別」と捉えるレジーナは、”着飾る”というコンセプトのもとにワードローブを提案する。
柔らかいシフォン素材に繊細な花が描かれたドレスは、中にスイムウエアを仕込めば夏らしく、インナーとしてニットの下に着込めばロマンティックなアクセントにも。ドレス 750ポンド
定番のポルカドットを、現代女性に向けた遊び心のあるデザインに昇華。モノトーンに統一することで落ち着きを纏い、ショルダーは膨らみのあるキュートなシルエットで乙女心をくすぐる。ドレス 750ポンド
※1ポンド=約142円(2019年1月現在)
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