【東京ヴィンテージ案内 #04】女の子気分があがる店。
Fashion 2019.07.30
古着好きを公言するアーティスト・モデル全3名が登場し、それぞれの行きつけや気になるショップをエリア別に案内する「東京ヴィンテージ案内」。
第2回目は、モデルのBEBE(ベベ)が登場。ガーリーなアイテム探しならお任せの下北沢レインボーへ。
レインボー / Rainbow
都内に全4店舗を構えるレインボーは、レディス専門のヴィンテージショップ。「ロングワンピースを探しに、よく来ます。種類がたくさんあって、民族っぽいものは珍しい色のものも置いてあったりします」
ノスタルジックなムードを演出するオレンジ色のライトの店内に、フェミニンな世界観で統一されたアイテムが並ぶ。
オーバーサイズのメンズライクな服を好むかと思えば、レインボーで手にするのはタイトなトップや花柄のワンピースなど、ガーリーなアイテムに集中。
「ワンピースもTシャツもパンツもシャツも、何でも着ます。持ってる服のジャンルがすごく広くて、数もたくさんあります。実家のクローゼットが爆発しそうなくらい(笑)」
レトロなムードを演出するボタンがついたブラウスや、大きなドット柄をよく手にするBEBEさん。
自他ともに認める服好きのBEBEさんは、1年ほど前から自分で洋服を作るようになったという。「あるものをリメイクではなく、布を買いに行って、ミシンで縫って作っています。友達にあげたり、自分で着たりしていますが、シャツやワンピースが多いかな」
グラデーションになるように色分けで陳列されたワンピースコーナー。コットンベースに刺繍の入ったエスニックなアイテム。
お気に入りのトップを片手に、「この下にはハイウエストのスカートを……いや、でもズボンも可愛いな」とコーディネートの妄想が膨らむ時間。
「夏は白を着ることが多いです、気分的に。いま探してるのは、白いマキシスカート! 夏ものには何でも似合う気がして。でも意外と売ってないんですよね」
「あと、靴にこだわりがあって。紐が付いているものが好きなんです。ブーツはレースアップしか履きません」
海に行きたくなる服がたくさんある! と嬉しそうに店内を見て回ったBEBEさんが最終的に選んだ、夏スタイルとは?
「とびきり女の子気分で、海までドライブ」
中に着たシャツ¥7,020、ワンピース7,020
「海に行きたい服がたくさんある!」と嬉しそうにスタイリングを考えていたBEBEさんが選んだワンピースは、細かなギンガムチェックがどこか懐かしい少女性を演出する。中には光沢感のあるシャツをレイヤードして、品のある表情に。
▶▶BEBEが選ぶ、いま欲しいアイテム4選
「紺色に近い、すごく綺麗なブルーのワイドデニムを持っていて、それに合わせたい。海に行く日だったら、白いスカートをはいて、麦わら帽子を被って」
「夏向けの素材でベビーピンクのワイドパンツはあまり見ない。オーバーサイズのTシャツと一緒に、リラックスしたスタイルで着たい」
「ドット柄のものが好きでいくつか持ってるんですけど、モノトーンばかりで。オレンジの濃淡と、大粒のドットが珍しくてツボです」
「無地のトップが多いから、ボトムスには柄ものを選ぶことが多いです。オレンジとグリーンのチェック柄が可愛い」
1996年生まれ、台湾出身。台湾でモデルとして活動後、2019年、東京に移住。3月、大沢伸一がプロデュースを手がけたiriの新曲「Shade」のMVに出演。5月、ルミネエスト新宿の夏ファッション広告でモデルを務める。
Instagram:@beegsleep
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photos : SHINSAKU YASUJIMA