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2014年かに座の運勢(年運) - 石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
「フィガロジャポン」本誌（毎号20日発売）で好評の星占い「星の伝言板」を2018年の12月分まで掲載。2019年1月以降は、「フィガロジャポン」本誌をご覧ください。
毎月1日に更新、石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの伝言コラム」はこちらから。

2014年の星占い

かに座　 06.22 - 07.22

12年に一度の「スタート」を走り切る。

2013年後半から2014年前半は、約12年に一度巡ってくる「木星」の季節となっています。この時期は自分の可能性の畑を耕し、その先12年をかけて育てていけるような「幸福の種」を新たに蒔くような出来事が起こります。今までずっと続けてきたことから別の分野へとシフトしたり、一見、古いものをすべて脱ぎ捨てたりするような選択をした人も、少なくないだろうと思います。こうした「古い自分を終了させ、新しい自分を始める」ようなプロセスが、2014年7月ごろまで続いていきます。この間、家の中や身近な人間関係がかなりバタバタする気配もあります。引っ越しや家族構成の変化などを経て、新しい環境を構築する人も多いでしょう。あるいは家の中にじっとしていることなく、あちこちを飛び回って「旅を住み処」とする人もいるかもしれません。2014年半ばまでに刷新した環境を、今度は「軌道に乗せる」「現実の中で育てる」フェーズに入っていくのが、2014年後半です。経済的に大きな進展が期待できる時期です。

6/22-7/3 生まれの貴方

「孤軍奮闘」から解放される。

過去3、4年ほど、社会的に「孤軍奮闘」してきた感覚があるでしょうか。集団から切り離され、味方が誰なのか判然としないままに、手探りで社会と関わろうと努力してきた人が多かったと思うのです。2014年は、そうした「不思議な孤立感」「関係者が見えない」という感じから解放されます。だんだんに世の中と自分の間に結ばれている「結び目」が見えてきて、今までよりも人と関わることについて、手応えを感じられるようになってくるでしょう。5月ごろは家の中がかなりバタバタしそうですが、時間をかけずに一気に片付けることができそうです。落ち着かない雰囲気も7月には収束するでしょう。一方、7月から8月は経済的に大きな発展が見込めるタイミングとなっています。地道に積み重ねてきたことが実を結んだり、「報酬」を正当な形で手に入れたりすることができそうです。年末には「新しい役割」を意識することになるかもしれません。肩書が変わるような変化ではなく、日常的に他者に対して背負うことの内容が変化する、というイメージです。生活のありかたを大きく変える人もいるはずです。愛情関係については7月後半、10月下旬から11月上旬に追い風が吹きます。

7/4-7/14 生まれの貴方

「壁」の発見と、それを壊すプロセス。

新たなチャンスを開拓し始める人が多いでしょう。無意識に自分から設定していた「壁」の存在に気づき、その壁を破壊する作業を始めることになるのです。「自分にはムリ」とか「やりたいことが見つからない」といった閉塞感を、自ら打ち壊すためのアクションを、不意に思いつく人もいるはずです。あるいは、目の前に強烈な影響力を持つ人物が現れ、その人から刺激を受ける形で「壁を壊す」作業を始めることになるのかもしれません。4月、公私ともにとてもドラマティックな出来事が起こりますが、このタイミングで「壁を壊す」作業の第一歩を成功させる人も少なくないでしょう。普段の臆病さや慎重さは影を潜め、貴方の持ち前の爆発的な行動力を発揮できる時です。秋になると、今度は「自力で価値あるものを手に入れたい」という気持ちが高まります。経済力を身につけたいとか、自分の手で何かを作り出したいという思いが強まり、それを実現することができる時です。10月前半、仕事や対外的な活動の場で、思いがけないチャンスが巡ってくるかもしれません。愛情関係については、1月半ばから2月下旬、7月末から8月上旬、11月前半などに強い追い風が吹きます。

7/15-7/22 生まれの貴方

大きな成長と、それを受け止める「器」。

年の前半は、家の中がバタバタしそうです。引っ越しやリフォームの他、身近な人が人生の転機を迎えて、それをサポートするために貴方自身の生活も大きく変わるかもしれません。落ち着かない雰囲気の中で、懸命に「誰かのため」に動き続けるところから、次第に生活における新しい「態勢」のようなものができあがっていくでしょう。自分が成長する度合に合わせて、新しい「器」をあつらえるような動きが生じるのです。6月から7月にかけては、貴方自身を「改革」するような出来事が起こるかもしれません。まったく新しい環境に身を投じたり、大きなチャレンジを試みたりすることになりそうです。この初夏から夏にかけての時間は、非常にドラマティックで、普段起こりそうもないことがガツンと起こる気配があります。「経験」「前例」にこだわらず、自分の可能性を追求すべき時です。年の後半は「自分が真に充実できることは何か」「自分の実現すべき愛とは何か」ということについて、深く考えることになるでしょう。人間的な強さの中から、時間に流されない深い喜びを生み出していけます。愛情関係については、1月前半、2月下旬から3月上旬、8月前半、11月中旬などに追い風が吹きます。

３つのターニングポイント

1/16

蟹座で満月が起こります。火星と金星は90度という角度で結びついており、誰かと貴方の関係の中で、大きく感情が揺さぶられ、新しい展開へと進みそうなタイミングです。

4/21

この日の前後、蟹座を含む4星座に「グランドクロス」という特別な形が形成されます。15日の食と併せて、転職や引っ越し、人間関係の変化など、顕著な変化の時です。

10/8

牡羊座で月食が起こります。この食を取り巻く星の配置は大変ドラマティックです。貴方の任務や責任に関すること、経済的な状況など、物理的な条件が大きく動きそうです。