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2014年いて座の運勢(年運) - 石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
「フィガロジャポン」本誌（毎号20日発売）で好評の星占い「星の伝言板」を2018年の12月分まで掲載。2019年1月以降は、「フィガロジャポン」本誌をご覧ください。
毎月1日に更新、石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの伝言コラム」はこちらから。

2014年の星占い

いて座　 11.22 - 12.21

濃密な関わりの場から、自由な旅へ。

2013年後半から、濃密な人間関係の中に置かれていたかもしれません。自分ひとりのアイデアで進むわけにはいかない、周囲の人たちとどこか連結し、結合して進んでいかなければならないところが多かったのではないでしょうか。それを生産的なチャレンジと感じられる場面もあれば、少々煩わしいと感じられる場面も、もしかしたらあったかもしれませんね。2014年前半は、そうした濃密な人間関係をまっとうし、お互いにやり取りできる限りのものをやり取りし尽くす！というような時期となっています。そして2014年後半、貴方はドラマティックなほどに「自由」になるはずです。といっても、ひとりぼっちになってしまうとか、仲間の輪を外れるとかいうことではなく、フットワークの上でも、アイデアの上でも「他者」の思惑の制約を受けない状態になれるということです。2014年後半から、大好きな旅に出る人も少なくないでしょう。貴方を誘い出し導くものの不思議な声が、どこか遠くから、ふと聞こえてくるだろうと思います。

11/22-12/3 生まれの貴方

「欲する」世界から、「語り合う」世界へ。

過去数年にわたり、「何が欲しいのか」を公私ともに、深く考えてきた人が多いだろうと思います。何かを強烈に欲したり、今までは目を留めなかったようなものに惹かれたり、突然恋に落ちたりと、ドラマティックな、でも、心を振り回されるような場面が、何度もあったのではないでしょうか。人は誰でも密かに「欲しい」という思いを抱えていて、それがときどき、古い皮を脱ぎ捨てるように新たな姿で顔を出すことがあります。自分の「本当の願い」に遭遇して、行動方針を大きく転換した人も、少なくなかったのではないでしょうか。2014年は、そうした「願いに振り回される」ような状態を抜けて、もう少し穏やかに自分自身と関われるようになりそうです。また、「願い」の世界から一歩外に出ることで、ずっと求めてきた人や大切な相手との間に、今までとは違った非常に深い精神的な対話を交わすことも可能になるはずです。5月から6月は情熱的な「仲間」に恵まれ、魅力的な企画も立ち上がります。年末はとても大事な時間の幕開けですが、この話はもう少し先にお話しすることにしましょう。愛情関係については、5月前半、6月末から7月上旬、11月後半に追い風が吹きます。

12/4-12/13 生まれの貴方

ミラクルな「恋」、想定外の相手。

今までとはまったく違ったタイプの人と、恋に落ちることになるかもしれません。これは文字どおり、恋の占いでもありますが、同時に他のことについても当てはまる比喩でもあります。これまで「自分はこういうものが好きだ！」と信じていたのに、それとはまったく別のものに強烈に惹きつけられる、そんな時間が到来するのです。世界が今までとはまったく違って見えるかもしれません。4月、強烈な転換点が巡ってくるかもしれません。貴方を高く評価する人から、非常に大きなチャンスを与えられ、そこから道が拓けていく気配もあります。また、今まで接したことのないような人々で構成される「チーム」に、突然参加することになる人もいるかもしれません。秋には大きな「運命のうねり」を感じることになります。自分が自動的にどこかに運ばれていくように感じられるかもしれません。推戴され、あるいは不思議な縁や偶然を経て、ごく自然に、でも想像もしなかった方角へと、導かれていくことになるでしょう。愛情関係については、5月後半、7月前半、11月下旬から12月上旬に強い追い風が吹きます。また、年の後半を通して、とても官能的な季節となっています。10月上旬に「ドラマ」の気配も。

12/14-12/21 生まれの貴方

「受け継ぐ」もの、掘り出して取り組むべきこと。

前半は「自由」を最大限に活用することがひとつのテーマとなっています。「決められていない部分」「自分が独自に決めてもよい部分」を最大に見積もり、そこで思い切り独創性を発揮できるようなタイミングなのです。貴方のそうした勇敢さと自由さを見て、魅力的な人々が仲間になってくれる気配もあります。自分で自分を制限してしまわないことが、この時期を「モノにする」ための、大事なポイントだと思います。4月から7月は、誰かから大事なものを「受け継ぐ」ような出来事が起こるかもしれません。財産や役割、仕事や技術、居場所など、人によって何を受け継ぐかはさまざまだと思いますが、受け継いだものには、今までそれを持っていた人の魂がこもっているようです。ゆえにここから、貴方がそれに自分の魂を注ぎ込んでいくことになるわけです。秋になると、貴方が過去からずっと持ち越してきた大事な問題に、密かに取り組むことになりそうです。深く後悔しているテーマや過去にやり残してしまったこと、人に隠しているコンプレックスや傷などに向き合い、それを今までとは違った形に変え、新しい力とできるはずです。愛情関係に追い風が吹くのは、5月後半、7月前半、12月前半です。

３つのターニングポイント

7/16

貴方の支配星である木星が蟹座から獅子座へと居を移します。獅子座の木星は貴方にとって、雄大な追い風を送ってくれるうれしい配置です。不思議な解放感が湧いてきそうです。

9/14

火星がやってきます。火星は意欲と情熱、そして闘いの星です。ここから10月下旬くらいまでの間、大事な「勝負」に出る人も少なくないかもしれません。挑戦の時です。

9/26

獅子座の木星と牡羊座の天王星が120度を組み、数日後、射手座の火星との間に「火のグランドトライン」が形成されます。スムーズに、ダイナミックに物事が動きます。