石井ゆかりの星占い

2023/3/20 - 3/26

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は2023年全体の中でも、一二を争うハデな週です。21日に春分、22日に牡羊座新月、23日に冥王星が水瓶座入り、そして25日に火星が蟹座入りするのです。牡羊座には今、木星が位置していて、とても目立つ状態になっています。この場所を皮切りに、火星、冥王星といった「熱」を帯びたパワフルな星々がガツン、ガツンと歩を進めるのは、星占い的には非常にインパクトの強い、ドラマティックな節目と言わざるを得ません。新しい場所で狼煙が上がるような、松明を持った行列がどんどん動いて行くような、ハッキリした変化を感じさせる出来事が何かしら重なって起こるのではないか、という気がします。

牡羊座は「スタート」の星座で、新月もまた「スタート」のタイミングです。10年20年といったロングスパンでの「スタート」は、じわじわしたものでリアルタイムではなかなか「体感」はできにくいのですが、今週は短距離走のスタートの合図のように、比較的ハッキリしたこのふたつの動きがあるために、「切り替えだ!」ということがわかりやすいかもしれません。牡羊座は火星に支配されている星座ですので、この春分・新月と、火星の移動は連動していると捉えられます。新しい勝負の始まり、よりわかりやすい闘いの始まり、というイメージも浮かびます。

冥王星はこのあと一度逆行で山羊座に戻り、水瓶座への移動を「完了」するのは2024年11月です。ゆえに、まだ少し揺り戻しが起こるかもしれませんし、ここでの変化は「助走」「予告編」「黎明」くらいの位置づけになるのかもしれません。とはいえ、とにかく「今までとは違った何か」が今週、あちこちで芽を吹くのは確かだろうと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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