石井ゆかりの星占い

2023/7/24 - 7/30

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
23日に太陽が獅子座入りし、星空も「夏本番!」です。金星が逆行を始めていて、そろそろ見づらくなってきますが、星占い的にはとても輝かしい、華やかな配置と言えます。思い切った自己主張、自己表現ができる時ですし、「受け入れられるかどうか」を楽観的に考えることで、結果、受け入れられやすくなる、という好循環が生じます。

乙女座の火星が牡牛座の木星とのトラインに向かいます。ここはとても熱い形です。乙女座は働き者の星座ですが、そこに意欲の星が入り、拡大と膨張の星・木星と結びついて、「手を動かしていいものをつくる」「かたちあるものを生み出す」「職人芸」「頑張った分だけ実入りがある・ご褒美がある」等のイメージが浮かびます。「かたちにする・具体化する」ことに勢いがつく感じがあります。一方、牡牛座の財や力、所有というテーマに乙女座火星の「オペレーション」が結びついて「争奪戦」的な意味合いも感じられます。

魚座土星と獅子座太陽のインコンジャンクトも印象的です。普段交わらないネガティブとポジティブがエンカウントした時何が起こるか、というおもしろさがあります。どちらかがどちらかを凌駕するのではなく、お互いに対照的だからこそ「第3の道」が生まれる感じがあります。白と黒を混ぜてグレー、でもなく、銀色や金色など、想像を超えていくようなものが生じる感じの形です。

週末29日、水星が乙女座に入ります。オウンサインでパワフルな配置です。ここから水星は逆行をはさんで10月5日まで乙女座に滞在します。ガッチリ腰を据えて、しっかり向き合うべきテーマが出てきそうです。特に、手続きとか作業、調べものなど、具体的かつ知的に「やることがある」感じの配置です。「面倒くさくてもちゃんとやらなければならないこと」「ちゃんとやればすっきりすること」にスポットライトが当たりそうです。

今週はそんな感じです。

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

いいモノ語り
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories