石井ゆかりの星占い

2023/9/4 - 9/10

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
8月24日から水星が逆行しており、まだ停滞感や混乱があるかもしれませんが、徐々に夜明けが近づいています。今週は金星が4日に順行に転じ、7月末から一時停止していたことがあれば、今週に入ると一気に動き出しそうです。特に、交渉や平和に関すること、お金やモノ、経済活動にまつわること、さらに愛に関することで、「ドラマが進展し始める」フェーズに入ります。6月頃から着手し、7月末から少しダレていたプロセスが、ここから10月上旬にかけて一気に進展していくはずです。

8月27日に火星は天秤座に入っています。火星は天秤座では少し調子がよくないとされていて、怒りや闘志が空回りしたり、暴発したりする場面もあるのかなと思います。対決や勝負、交渉などの場面で「普通はこうなるはず」という見通しを裏切るような展開になりやすいかもしれません。また、今は天秤座の支配星の金星が獅子座に位置しており、「はったり」「見栄」といった、本質よりも外から見た印象を気にしての選択がなされやすい感じもあります。強そうに見えても張り子の虎、といった状況もありがちなのかもしれません。表面的なものにごまかされず、常に実質を見つめようとするスタンスが大切な時、と言えそうです。

月は欠けていくフェーズで、水星もまだ逆行中であり、静かに長期的な視野に立って物事を整理していく、見つめ直す、という作業が必要になります。センセーショナルな出来事が耳目を集める一方で、粛々と進んでいく「実質」があるようです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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