英国式ティータイムで、ゆるりと過ごす昼下がり。 アイスティーに合わせたい、手作りスイーツにトライ!

Gourmet 2020.12.03

とっておきの紅茶とお気に入りのティーカップ。それぞれに焼き菓子やグラススイーツを合わせたら、ちょっぴり優雅なティータイムの始まりです。イギリス伝統のトライフルとイートンメスには、真っ赤なハーブティーをどうぞ。

with ICE TEA

夏におすすめなのが、酸味のあるハーブティー。フルーツをのせた、目にも涼しげなグラススイーツと。

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酸味がたまらないルバーブのトライフルと、ベリーやマンゴーをのせたイートンメスでリフレッシュ。おともは4種のベリーを使った、真っ赤なアイスティー。ウェッジウッドのセイラーズ フェアウェルプレート¥7,700、デザートスプーン¥1,760、ワイングラスペア¥7,700 、ビアグラス¥5,500 /以上ウェッジウッド レース/スタイリスト私物

1|イートンメス

イチゴとメレンゲを使った、初夏の定番菓子。名門・イートン校のピクニック中に犬がバスケットに座ってしまい、中のスイーツがメス(ぐちゃぐちゃ)になったことから生まれたという説も。
¥648/スリーティアーズ tel:03-6451-2710 https://three-tiers.tokyo ※通販限定

2|ルバーブのトライフル

スポンジ、生クリーム、カスタードを重ねるシンプルなレシピを、旬のルバーブでアレンジ。
レシピ提供はスリーティアーズ

【 Recetteルバーブのトライフル 】

<材料(大グラス2個分)>
生クリーム 100ml
シェリー酒 60ml
ルバーブジャム・カスタードクリーム・スポンジ生地 各適量

▶︎ルバーブジャム(市販のもので代用可)
ルバーブ 1kg
グラニュー糖 500g
レモン汁 50ml
キルシュ 小さじ2

▶︎カスタードクリーム(市販のもので代用可)
卵黄 2個分
グラニュー糖 40g
牛乳 200ml 
薄力粉 12g
コーンスターチ 12g
バニラ適量

<作り方>
1. ルバーブジャムを作る。ルバーブを洗って水気を切り、1cm幅にカットする。
2. 1をグラニュー糖(1/3)、レモン汁とともに鍋に入れて15分置き、中火にかけて煮詰める。アクが浮いてきたらその都度取る。
3. 軟らかくなってきたら残りのグラニュー糖を加えて弱火で20分ほど煮詰める。
4. キルシュを加え、一瞬強火にしてアルコールを飛ばす。ほどよい軟らかさになったら火を止め、瓶に詰める。
5. カスタードクリームを作る。鍋に牛乳とグラニュー糖(30g)を加えて沸騰直前まで温める。
6. 卵黄とグラニュー糖(10g)、バニラを混ぜ合わせ、ふるった薄力粉とコーンスターチを加えて混ぜる。
7. 6 に5を合わせ、鍋に戻し、ゴムベラで底から混ぜながらしっかりと加熱する。
8. バットなどに流し入れ、表面にラップをして冷ます。ホイッパーでコシを取ってから使用する。
9. トライフルを作る。ガラスのコップやうつわの底にルバーブジャム、カスタード、シェリー酒を振りかけて香り付けしたスポンジ生地、泡立てた生クリームの順で盛る。
10. お好みで飾り付けをする。写真は、ルバーブのコンポート、セルフィーユ(分量外)を添えたもの。

【 Recommended 】

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エルダーベリーなど4種のベリーと、ハイビスカス、ローズヒップをブレンドしたハーブティー。バランスが良く、洗練された味わい。
「スキティー レッドベリー」缶125g ¥3,240/夢織 tel:093-591-3357
www.yumeorishop.net

新宅久起 Hisaki Shintaku
スリーティアーズ オーナー
アフタヌーンティー専門サロン「スリーティアーズ」オーナー。イギリスのエキスパートとして、編集、催事、イベントなど幅広い分野で活動を行う。

*『フィガロジャポン』2020年8月号より抜粋

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photos : SHINSAKU KATO, stylisme : KAORI MAEDA

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