少しでも怪しいなら、絶対に捨てるべき食品とは?

Lifestyle 2024.12.21

特定の食品は、賞味期限から数ヶ月あるいは数年経っても食べられるとしても、それ以外の食品は、健康を害するリスクが高いので廃棄するのが鉄則だ。

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疑わしい場合は、迷ったら捨てるのが正解。photography: FG Trade / Getty Images

食品を購入する際は、消費期限と賞味期限をよく確認する必要がある。前者は「......までに消費すること」という意味を示すが、生鮮食品に関するものであり、期限を超過すると健康リスク (サルモネラ菌やリステリア菌などによる食中毒) が高まるため、厳守する必要がある。「できれば......の前に摂取すること」という意味の賞味期限は、目安として示されたものであり、飲料、缶詰、コーヒーなど保存性の高いものに明記される。期限を超過しても健康上問題はないものの、製品の味と栄養価は保証されなくなるのが唯一のリスクだ。食べるか、捨てるかを判断するのが難しい場合もあるので、判断に困らないように、いまここで明確な基準を設けてみよう。

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捨てるべき食品

一般的に、乳製品、ハム類、肉などの開封済みの製品は、消費期限に関わらず、48時間以内に消費する必要があることを知っておかねばならない。

• カビの痕跡があるパン、シリアル、ドライフルーツ
これらは非常に有害である可能性大。

• プラスチック包装が膨張している肉やハム類
膨張は、細菌が発生した可能性を示している。

• スープ、ジュース、コンポートなど、水分が多いもので、カビの痕跡がある製品。

• 蓋が膨らんだ缶詰:これは恐らく、細菌がかなり発生していることを示している。

• 異臭が発生し、ぬめりがある肉、鶏肉、魚:サルモネラ菌が存在する可能性大。

• 賞味期限がわからない卵のうち、冷水の入った容器に入れると表面に浮かび上がるもの:サルモネラ菌が存在する可能性あり(卵は細菌による食品感染症の主な原因になる。卵にはむやみに触れないこと)

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保存できる食品

• 蜂蜜
• 米
• スパイス
• 砂糖
• パスタ

これらの食品には、細菌が繁殖しないため、賞味期限を何年も過ぎても食べることはできる(味が変わってしまう可能性はある)。未開封のプレーンヨーグルトは、賞味期限後3週間以内に食べるようにすること。超高温(UHT)で処理された未開封のロングライフ牛乳は、最大2ヶ月延長可能だ。

※この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

From madameFIGARO.fr

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text: Barbara Danel (madame.lefigaro.fr) translation: Eri Arimoto

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