京グルメの注目株は、洋食の新名所にあり。 京のワイン業界を牽引する存在、そのレストランのお味は?
Gourmet 2019.01.18
ワインショップ経営のオーナーがオープンしたレストランは、さすがのワインの品揃え。未体験のマリアージュがここに。
ワイン選びの名手による、とっておきの一杯と骨太料理。
デュプリー
ワインショップを経営する江上昌伸オーナーは、いまや京都のワイン業界を牽引する代表格。満を持して今夏、レストランを立ち上げた。彼がセレクトしたワインは全300種以上あるので、まずはおすすめを尋ねたい。ワインの味、造り手、背景を知っている彼だからこそ可能な、テロワール感じる絶妙な提案をしてくれる。ワイン選びと同じ感性で作られた料理もしかり。貝本来の塩気を生かし、軽く火を加えた料理など、直球でやってくる自然な旨味にきっと驚くはず。
「岩手のホタテ貝とイシガキ貝」¥2,500。ワインは酸があり、蜜っぽさがじわじわ迫る「クラ」ボトル¥8,600
大分の乾燥トヨチーニを戻し、その出汁と玉ネギを合わせた「キノコのスープ」¥1,200。メニューは、生産者から届く食材によって2~3日ごとに替わる。
築100年ほどの建物を改装した。グラスワインは10種ほど揃えているので、バル感覚で訪れるのもいい。

江上オーナー。ワインショップの経営ほか、レストランへの卸も行う。
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※『フィガロジャポン』12月号より抜粋
photos : SADAHO NAITO (BON PHOTO SERVICE)
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