things to do 2019 気分を変えたい日のための、簡単朝ごはんレシピ。
Gourmet 2019.04.06
マンネリになりがちな朝。いつもの使う食材や献立は一度忘れて、こんなレシピを試してみては? 料理研究家の若山曜子さんが、簡単にトライできる朝ご飯を提案。
イチゴとルッコラのサラダ
クスクスが入るため腹持ちもよく、立派な朝食のメインに。サクランボなど、赤い実のフルーツとよく合う。
【材料】(2人分)
イチゴ 8~10個
クスクス 50g
ルッコラ 40g
松の実・塩・粗挽き黒コショウ 各少々
A
オリーブオイル 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1/2
フレンチマスタード 小さじ1
ハチミツ 小さじ1/2
レモン汁 小さじ1/2
塩 小さじ1/3
【作り方】
- 耐熱ボウルにクスクスと水大さじ4(分量外)を入れて混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に約1分かける。そのまま粗熱が取れるまで置いて蒸らし、軽くほぐす。
- Aを混ぜて1を加え、よく混ぜ合わせる。
- ルッコラは食べやすい長さに切り、イチゴは半分に切り、松の実とともに2に加えて和え、うつわに盛って塩・粗挽き黒コショウをかける。
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インゲン豆の田舎風スープ
豆は水煮缶などもあるが、1袋を一度に茹で、小分けにして茹で汁ごと冷凍しておくと、すぐ使えて便利でおいしい。ほかの豆でも代用可能。
【材料】(2人分)
水煮白インゲン豆 150g
ベーコン 25g(3枚)
玉ネギ 30g(1/3個)
セロリ 20g(1/4本)
タイム 適量
水 350㎖
オリーブオイル 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
粗挽き黒コショウ 適量
【作り方】
- ベーコンは細切り、玉ネギは粗みじん切り、セロリは薄切りにする。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、1を炒める。玉ネギが透き通ってきたら、インゲン豆、タイム、水を加えて煮る。野菜が軟らかくなったら塩、粗挽き黒コショウを入れて味をととのえる。
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アボカドと豆腐のスープ
出汁を取らずとも、ホタテ缶やカニ缶が立派な味の決め手に。軟らかい具材とあっさりした味は、食欲のない朝にもうれしい。
【材料】(2人分)
アボカド 1個
絹豆腐 100g
ホタテ缶 小1個
ショウガ薄切り 2~3枚
水 350㎖
塩・粗挽き黒コショウ 各適量
【作り方】
- アボカドは皮をむいて種を除き、ひと口大に切る。ショウガは千切りにする。
- 鍋に水、ショウガを入れて火にかけ、温まったら豆腐を崩しつつ加える。煮たったらホタテ、アボカドを加えて軽くつぶす。
- 塩、粗挽き黒コショウで味をととのえる。
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パリジェンヌ風サラダ
ハムやチーズが入ったボリュームのあるワンプレートディッシュ。前日に余った食材を見つつ自由にアレンジして。茹で卵を加えるのもおすすめ。
【材料】(2人分)
ジャガイモ 1個
キュウリ 1本、
プチトマト 5~6個
ハム 40g
チーズ・ミント 各適量
A
ヨーグルト 大さじ3
オリーブオイル 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
【作り方】
- ジャガイモは水で洗い、ラップをして電子レンジ(600W)に約4分かける。ジャガイモの皮をむき、キュウリ、ハム、チーズとともに1.5㎝角のサイコロ状に切る。プチトマトは半分に切る。
- Aと1を和え、ミントをのせる。
パリ商工会議所付属調理師学校を卒業。近著に『アペロ フランスのふだん着のおつまみ』(立東舎刊)、『きれいな野菜のスープ』(学研プラス刊)などがある。
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※『フィガロジャポン』3月号より抜粋
photos:KOHEI YAMAMOTO, MICHIKA MOCHIZUKI (LORIMER), stylisme : MISA NISHIZAKI