タイ・バンコクで訪れたい、洗練のカフェ5選。
Gourmet 2024.08.12
自国の豆を使いロースターまで構えるコーヒー自慢の店や、オーガニックな茶葉を楽しむティーハウスまで。暑い土地ならではのカフェ文化が話題の5軒を紹介。
コーヒー愛好家が大注目、築70年の元旋盤工場。
Cracftsman Roastary and Brew Bar
クラフツマン・ロースタリー・アンド・ブリュー・バー
築100年の洋館や築128年の印刷所など、常に歴史的な建物を利用したポップアップカフェを展開して大きな話題をさらってきたカフェの新天地は、築70年の旋盤工場。当時の面影を最大限に残したインダストリアルな空間に設けられた焙煎所で、タイ、エチオピア、コスタリカなどから厳選した豆をミディアムローストで提供。香り高く味わい深い絶妙なバランスの風味を楽しんで。
旋盤工場時代のままのスチール扉が目印。
家具はオリジナルデザインを中心に、オーナーセレクトの北欧家具も。
手前から100%ユズジュースとエスプレッソの「Yuzu Sour」、ココナッツの花蜜とエスプレッソの「Samui Holiday」各135バーツ
オリジナルブレンドのコーヒー豆も販売中。
「Latte」(115バーツ)はハウスブレンドを使用。
天窓から差し込む光が心地いい空間を作る。
クラフツマン・ロースタリー・アンド・ブリュー・バー
12 Soi Chan 43 Yaek 45, Bangkhlo, Bangkholaem 085-820-4010
ⒷSURASAK駅より車で約8分
営)7:00〜18:00(月〜金) 8:30〜18:00(土、日、祝) 無休
@craftsmanroastery
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最旬カルチャースポットに唯一の本格ロースタリー。
Song Wat Coffee Roasters
ソン・ワット・コーヒー・ロースターズ
世界各国の定番から貴重種までコーヒー豆を厳選し、数カ月ごとに新しい味を紹介。豆を焙煎するのは、Thailand National Coffee Roasting Championship 2024のチャンピオン。コーヒー好きの舌を唸らせている。フィルターコーヒーで豆そのものの味を堪能できるのはもちろん、ミディアムローストのブラジル産コーヒー豆との相性がいいミルク系コーヒーの「Dirty」や「Viennese」(各150バーツ)は特においしいと評判!
左から「Songwat Latte」140バーツ、「Shakerato」130バーツ
豆の味を楽しむフィルターコーヒー210バーツ
ブラジル、コロンビア、エルサルバドル、ブルンジなどさまざまな国の豆を使用。
ソン・ワット・コーヒー・ロースターズ
578 Songwat Road, Chakkrawat, Samphanthawong
ⓂWAT MANGKON
営)9:00〜17:00 無休
@songwatcoffeeroasters
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星付きシェフが贈る、珠玉のコーヒー。
Green & Been
グリーン&ビーン
奇才と呼ばれるガガン・アナンドシェフと、ミシュラン2ツ星レストラン、ズーリングのトーマス&マティアスシェフ。世界に名を馳せる一流シェフたちが共同運営。芳醇なワインのような風味のチェンライ産、ダークチョコのようなタイ&パナマ産のハウスブレンドの2種のみに絞って究極の1杯を提供する。タイでは初導入となるたった8分でコールドブリューが完成する急速抽出マシンで淹れた「Fast Cup」(120バーツ)は、すっきりクリアな味わい。
環境に配慮しバイオ分解されるカップを採用。メロンの生搾り果汁と抹茶をミックスした「Melon Matcha Latte」200バーツ、「Fast Cup」120バーツ、「Donut Custard Creme」75バーツ
ゆったりとコーヒーを楽しむならドリップで。
全面窓で天井高の空間が心地いい。外には自然も広がる。
グリーン&ビーン
2F One City Center, 548/7 Phloenchit Road, Lumphini, Pathumwan
061-269-6711
ⒷPHLOEN CHIT
営)7:00〜19:00
休)土、日
@green_been.bkk
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約100種がラインナップ! 北タイ発の茶葉ブランド。
Monsoontea Tea Asok
モンスーン・ティー・アソーク
人工的に管理された茶畑ではなく森に自生する茶葉を摘み取るワイルドティーを提供し、北タイの自然と山岳民族たちの経済活動を守るという哲学を持ったチェンマイ発の茶ブランド。紅茶、緑茶、白茶、ウーロン茶をベースにした100種以上もの豊富なフレーバーの茶葉は香り高く、多くの一流ホテルでも採用。1階のショップで好きな品種を選び、2階でゆっくりティータイムを楽しむことができる。ホットティー120バーツ~、アイスティー150バーツ~。
2階では季節で変わる自家製コンブチャも楽しめる。
シーズンごとに新ブレンドが登場。定番のモンスーンブレンドはお土産にも。左から白茶310バーツ、ウーロン茶250バーツ、紅茶230バーツ、緑茶230バーツ
山岳民族の手摘み茶を丁寧に淹れて。
モンスーン・ティー・アソーク
116/18 Soi Sukhumvit 23, Khlongtan Nuea, Wattana
080-998-1667
ⒷASOK駅より車で約5分
営)10:00〜18:00 無休
https://monsoontea.co.th
@monsoonteaasok
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有機栽培の逸品とともに、タイの茶文化を伝える。
Araksa Tea Room
アラクサ・ティー・ルーム
タイで初めてUSDAとEUオーガニック認証を取得したチェンマイ県の農園、アラクサ・ティー・ガーデンが、満を持してサロンをオープン。キャラメルの甘い香りが特徴的な「Araksa Thai Tea」をはじめ、約20種あるお茶はどれも芳醇な香りと味わいで癒やしのひとときを授けてくれる。野菜とハーブたっぷりのタイ料理や茶葉入りスイーツ、タイ各地の文化をテーマにしたお茶カクテルまで揃い、おいしく味わいながら北タイの文化も学べる。
タイの古民家を彷彿させる一軒家。
左からバタフライピー&レモングラス「Bluefly」200バーツ~、キャラメル&バニラ風味「Araksa Thai Tea」220バーツ~、夕方直前に摘んだ貴重ないちばん上の芽だけで淹れる「Sayun White Tea」740バーツ~
緑茶ベースのカクテル「Chiang Mai」360バーツ
バタフライピー&レモングラスティーを使用したウォッカベースのカクテルは氷に貼られた金箔がインパクト大。「Ayutthaya」375バーツ
スイーツも充実。
アラクサ・ティー・ルーム
12 Soi Charoenkrung 38, Bangrak, Bangrak
064-126-7978
ⒷSAPHAN TAKSIN
営)10:00〜22:00 休)月
www.araksatea.com
@araksatearoom @araksateagarden
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●1タイバーツ=約4円(2024年8月現在)
●日本から電話をかける場合、タイの国番号66の後、市外局番の最初の0を取ります。タイ国内では掲載表記通りにかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⒷはBTSの駅、Ⓜは地下鉄の駅、Ⓢは国鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。
●商品・料理・サービスの価格は、表示価格とは別に消費税やサービスチャージがかかる店もあります。
●仏教の祝日は、アルコールの提供を控えたり休業になる店が多いためご注意ください。
*「フィガロジャポン」2024年7月号より抜粋
photography: Kohei Nishiyama (West Mountain) coordination: Chinami Hirahara