週末に花を飾りましょう。 #01 グリーンが主役のアレンジを、ダイニングテーブルに。

Interiors 2020.01.25

友人を招く週末には、グリーンを主役にしたアレンジメントを食卓に。清涼感あるグリーンを小粋に飾れば、パリシックなホームパーティが完成する。

イノセントな存在感に心和む、冬のニュアンスグリーン。

「ル・ベスベ」木津谷優子さん

200122-flowers-on-weekend-1.jpg

主張しすぎることなく、場に和みを添えるグリーンのアレンジメントはダイニングテーブルにぴったり。比較的入手しやすいユーカリだけど、葉の形の異なる2種類をミックスさせて動きをプラス。アレンジメント¥8,000、花器は参考商品

南青山の裏路地にある「ル・ベスベ」は、その佇まいといい、花とグリーンの豊富なバリエーションといい、パリのお花屋さんそのもの。今回、木津谷優子さんが提案するのは、2種類のユーカリを主役に据えた、ニュアンスのあるグリーンスタイリングだ。

「大事なのは、何をどう組み合わせるかです。形や大きさが異なるものでも、葉と花で色のトーンを合わせれば統一感が出るので、まず何を主役にするかを考えて、そこから相性のいい色味のものを選んでいくのがポイントです。今回使ったアンティークピンクのラナンキュラスのように、色に変化があるものはストーリー性を広げられるのでおすすめです」(木津谷さん)

花器は、枝物の動きを自在に作りやすいように口がすぼみすぎていないものをセレクト。グリーンとの相性がいい温かみのあるクリーム色の陶器が、その世界観と調和する。

「ボリュームのあるグリーンから入れていきます。枝物でふんわりした立体感を作っておき、隙間にお花を1本1本埋めるように差し込んでいけば植物ひとつひとつの存在感が引き立ち、どの角度からも美しく見えます」(木津谷さん)


〈花材〉

ユーカリ2種(マルバ、ニコリ)
ヘデラベリー
ラナンキュラス
クリスマスローズ

ル・ベスベ Le Vésuve
東京都港区南青山7-9-3
tel:03-5469-5438
営)11時〜18時
休)火
www.levesuve.com

【関連記事】
ガラスに魅せられた、アーティスト夫妻が語る夢。
ストーリーあるアイテムが揃う、「夜明け」という名のショップ。

photo : AKEMI KUROSAKA (STUH), texte : ERI ARIMOTO

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

いいモノ語り
言葉の宝石箱
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories