オペラ座近くに新たな観光スポット。コンシェルジュ常駐のリュクスな映画館とは?【シネマティックなパリ vol.4】

Paris 2025.07.04

ご存じのとおり、パリはシネマティックな街である。公的支援を受けた美術館、老舗の製作会社が投資した最新技術を整えた館、映画人が経営する名画座まで、パリだからこそ味わえる映画のときめきと出会いに!


Pathé Palace
パテ・パラス〈9区|オペラ〉

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改装はレンゾ・ピアノが手がけ、アールデコ調の見事なバーはジャック・グランジュが担当。 ©Joan Bracco

大人のための高級感あふれる空間。

オペラ座近くの観光エリアに、パテ社のリュクスな映画館が2024年にオープン、高級ホテル並みのサービスを目指す。ブランケットや充電器のレンタルはもちろん、コンシェルジュが常駐していてレストラン予約までしてくれる。また、上映開始30分前までにネットでドリンクや軽食を注文すれば、座席まで運んでくれるサービスも。7スクリーンのうち最も大きいシアター1は、迫力ある音と映像をもたらすドルビービジョンとアトモスを採用し、70ミリフィルムの上映にも対応。アールデコ調の内装が美しいバーでは、多彩なワインも楽しめる。ツーリスト向けに、英語字幕付きでフランス映画を上映する機会も定期的にある。

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左:寛げるラウンジ。 右:鑑賞シートも極上クラス。

Pathé Palace
パテ・パラス〈9区|オペラ〉
2, boulevard des Capucines 75009 ★GoogleMap
08-92-69-66-96
Ⓜ︎OPÉRA
不定休
料)一般25ユーロ
https://www.pathe.fr/
案内人:佐藤久理子
雑誌編集者を経て渡仏。数々のヨーロッパの映画祭に足繫く訪れ、記事を執筆するほか、ゴールデングローブ賞の投票権を持つ映画評論家。パリ在住30年で、フィガロジャポンにおいてカルチャー関連の記事執筆も多数。 @kurikosato

*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋

●1ユーロ=約164円(2025年6月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。

editing: Kuriko Sato

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