隠れた名所、コニャック=ジェイ美術館でブルジョア文化を体感。

Paris 2025.07.13

芸術家のアトリエや貴族の邸宅を改装した、こぢんまりとした美術館は街角のいたるところに。庭園を散策したり、カフェでひと息ついたり、通いたくなる愛らしい魅力がたくさん!


Musée Cognacq-Jay
コニャック=ジェイ美術館〈3区|マレ〉

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ロココ様式を代表する、ブーシェの『狩りから帰るダイアナ』が飾られた部屋。@Musée Cognacq-Jay,

18世紀のアートが物語る、華麗なるブルジョアの暮らし。

1929年、16世紀築の歴史的建造物を改修する形で開館。百貨店サマリテーヌの創始者エルネスト・コニャックと妻マリー=ルイーズ・ジェイが、生涯をかけて集めた美術作品を展示する。フラゴナールやブーシェの絵画、デッサン、彫刻、磁器など、1169点にものぼるコレクションのほとんどが18世紀のもの。見事な装飾の麗しい家具や調度品に囲まれていると、当時の暮らしが蘇ってくるよう。19世紀のブルジョア文化を体感できるフランスならではの美術館だ。

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小さなフランス式庭園を囲むように設計された建造物。 

Musée Cognacq-Jay
コニャック=ジェイ美術館〈3区|マレ〉
8, rue Elzévir 75003 ★GoogleMap
01-40-27-07-21
Ⓜ︎ST PAUL
開)10:00~17:15 最終入場
休)月、1/1、5/1、12/25
料)一般9ユーロ 
※常設展は入場無料
https://www.museecognacqjay.paris.fr/

*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋

●1ユーロ=約170円(2025年7月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。

photography: Mari Shimmura editing: Momoko Suzuki

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