Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

18世紀のヴェネツィア☆

イタリア・ヴェネツィア大好き人間としては、これは行かねば!と昨年秋からチェックしていた“Eblouissante Venise!  Venise, les arts et l'Europe au XVIIIe siècle”(絢爛のヴェネツィア  18世紀のアートとヨーロッパ)展へ行ってきました。

場所はパリ8区・Grand Palais(グラン・パレ)

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本展は、「静謐のヴェネツィア共和国」「ヴェネツィアの音楽」「ヴェネツィアの装飾芸術とアール・ド・ヴィーヴル」「ヴェネツィアの芸術」「ヨーロッパにおけるヴェネツィアの芸術家の離散」「ヴェネツィアの神話」「共和国の失落」と7つのテーマで18世紀の絢爛のヴェネツィアを紹介。

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私としては特にここ数年繰り返し訪れている都市なので、描かれた街並みは見覚えのある所ばかり。

道行く人たちの服装は今と違うけれど、その景色は今とほとんど変わらない。

今はこの角にお土産物屋さんがあって左手にジェラート屋さん。そしてまっすぐ行くとサン・マルコ広場に抜けて…と18世紀の絵画を見ながらもヴェネツアの今昔を眺める想いで鑑賞。

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ガレー船は流石に今のヴェネツィアでも博物館くらいでしか見かけないけれど。

ヴェネツィア共和国の海運国としての歴史はじめ、イタリア海軍の歴史を知るならヴェネツィアの"Museo Storico Navale" (海洋博物館)がオススメです。

(関連ブログ・画像無→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51893158.html

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政治の最高権力者・ドージェと呼ばれる国家元首が統治していたヴェネツィア共和国。

その約1000年の歴史の中で、歴代120人のドージェが選出されました。

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「四季」で有名なアントニオ・ヴィヴァルディは、ヴェネツィア出身♬

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また、ヴェネツィアのシンボルと言えば「有翼の獅子」。

檻の中に展示されたライオンの剥製は迫力満点でした。

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中でも本展でうっとり見惚れた彫刻は、Antonio Corradini(アントニオ・コラディーニ)の作品“Allegoire de la foi”。

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顔にかかったヴェールの質感がとにかくリアルで美しい!

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その透け感は本物よりリアルに感じられ、いろんな角度から鑑賞しては思わずため息の美しさでした。

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展示は2階へも続きます。

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昔々友人とこういうクラシックドレスを着てのコスプレちっくな変身記念撮影をしたことがあるのですが、流石にコルセットは無し。

一度はガチガチにウエストを縛り上げるこんなドレスを着てみたい…♡

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こうして18世紀ヴェネツィアの絵画、彫刻、ドレス、音楽、室内装飾、舞台などを鑑賞できる展覧会の最後に見入ったのは、ヴェネツィア派最後の巨匠としても知られるGiovanni Battista Tiepolo(ジョバンニ・ヴァッティスタ・ティエポロ)の晩年作品。

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壮麗で優美!

晩年はスペイン国王カルロス3世に請われマドリッドへ赴き王宮の装飾を手がけ、同地で亡くなっています。

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崩れかけた古典様式の建築、運河の背景に愛と欲望、狂気と愚行が尽きることなく続けられてきた街。

「ヴェニスの商人」(シェイクスピア)、「ヴェニスに死す」(トーマス・マン)、「ヴェニスの石」(ジョン・ラスキン)、バイロンの詩などヴェネツアを舞台にした名作は数しれず、芸術家たちを魅了して止まないヴェネツィア。

なぜこんなに好きになったのか自分でもわからないけれど、繰り返し訪れたいと思う都市です。

いつか海に消える街…またそこも魅力なのかも。

☆引き続き “Belle et Bonne Blog”も絶賛更新中☆
 
 
<info>
*Eblouissante Venise!  Venise, les arts et l'Europe au XVIIIe siècle(絢爛のヴェネツィア  18世紀のアートとヨーロッパ)展は2019年1月21日まで
Grand Palais
3 Avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris
 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。 約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。 現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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