
L'Espadrille à Le Touquet-Paris-Plage☆
フランスにはいくつもの高級リゾート地がありますが、そういった街に建ち並ぶショップは、パリのモンテーニュ通り(高級ブランドストリート)がそのまま移動した感じで、更にはその土地限定商品などもあり購買欲を刺激!?
そんな様子と比べるとLe Touquet-Paris-Plage(ル・トゥケ・パリ・プラージュ)は、もう少し控えめというか、いい意味で地味というか、落ち着いた雰囲気で大人カップルやファミリーでのんびりできるリゾート地という印象です。
あれ?お店の上に止まっていたのは本物の鳥かと思ったら、どうやら作り物な偽物。微動だにせず。
本物は、こっち!
と言っても良く見えませんね…。
赤い実をついばんでいる鳥がいたのです。
見えたあなた、探せたあなたには3日以内にラッキーなことが起こるでしょう!
(嘘です。勝手なことを言ってみました…)
勝手知ったるトゥケの街。
正式名称は、Le Touquet-Paris-Plage(ル・トゥケ・パリ・プラージュ)ですが、長いので一般的にはLe Touquet(ル・トゥケ)と呼ばれているので、ここでは以降はトゥケと記載します。
今回のランチは、こちら☆
初めて訪れた『L'Espadrille』(レエスパドリーユ)というスペインタパス料理レストラン。
お店のリサーチは、いつも通り(!)友人のムッシュM。
フランスに長年暮らすYMご夫妻なので、フランス人の正直な、辛辣な(?)口コミ等を参考に美味しそうなレストランを見つけるのにも慣れている。
私などリサーチ力が低く、お店選びの失敗は茶飯事。。
グルマンな友人やシェフ友達によれば、写真を見ればだいたい料理レベルの想像はつくというけれど。
映えるように撮っただけのものと、地味だけど美味しそうなストラクチャーを成しているものと写真で大体わかるよ、と。
騙されやすいケーコを卒業したい…(何事も)
4人でタパス料理、ちょっとずつ色々で楽しみました。
魚屋さんで見た時から食べたいと思っていたムール貝なので、まずは迷わず、Moules marinières(ムール・マリニエール)。
ムール貝のワイン蒸し☆
定石の添えられたフライドポテトも抜群に美味しくて、ムール、ムール、ムール&ポテト、ポテト、そしてまたムール、ムールとエンドレスな勢いで食べる。
こんなにモリモリ食べたのは、たぶんあの日以来。
あの日もこの4人で、Berck-sur-Mer(ベルク=シュール=メール)という街ででした。
(あの日ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-765.html )
出来たてムール・マリニエールを夢中で食べて、一息ついたところでパン・コン・トマテ。
こちも揚げたての海老&イカリング。
クリーミーなマヨソースはクセになる。
想像以上に美味しくて、ひと口食べた後、まじまじと観察&感嘆してしまったサーディン!!
サーディンそのものが実に美味しい、港町だからこそ、海からのフードマイレージ徒歩1分だからこそ。
クリーミーなバルサミコ酢との相性も良く、絶品イワシが手に入った日@海辺の我が家で、こんな食べ方をやってみよう!
シメはパエリア。
お米はしっかりアルデンテ。
おもてなし@自宅で度々作っているパエリアですが、日本のお米ではアルデンテがなかなか難しい感じです。
お米に芯が残ってる感とアルデンテとは別物で、このアルデンテ加減はやはりお米の品種と火入れワザがあってこそ。
食後のカフェ、ちょこっと添えられたクッキーが嬉しい。
毎度このお店は何を添えてくれるのか?と甘党ケーコには小さな楽しみなちょこっとお菓子。
お店によっては何もついてこないので、そんな時はガッカリするけども。
トゥケの街でスペインタパス料理は初めてで新鮮でした。
でも何より最初にモリモリとムールを食べることができて大満足。
食後は腹ごなしウォーキング&ショッピングへ。
5年ぶりですからあれこれ大きく変わっている思いきや、もちろん変化はありますが、昔ながらのお店はそのままその場所に、例えばあの青い猫チョコの"Au Chat Bleu"(オ・シャ・ブルー)本店もありました。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/le-touquet-1.html )
基本的には変わっていないことを懐かしく幸せに感じならのトゥケ散歩でした☆
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