
MoMA☆モンドリアンタンブラー
「好きそうだから買ってきた♬」
と、夫が手に帰宅したのは、“MoMA”(モマ)!
(MoMA=The Museum of Modern Art, New York、ニューヨーク近代美術館)
あれ?どこかで展覧会やってる??と思いきや、たまたま“MoMA Design Store”(モマデザインストア)に立ち寄っての衝動買い。
“MoMA”(モマ)と言えば、今年年明けにパリのFondation Louis Vuitton(フォンダシオン ルイ・ヴィトン)で開催された“Being Modern MoMA in Paris”(モダンであること モマ展)が記憶にまだ新しいところ。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/moma.html )
袋に入っていたのは、「モンドリアンタンブラー」☆
ベースになっている「赤と黄と青のコンポジション」(1937-42)は、MoMAでも見ることができるピエト・モンドリアンの代表作。
(↑Fondation Pierre Bergé–Yves Saint Laurent, Paris)
モンドリアン、好きです♡
でもこのデザインを知ったのは、元々のオランダの画家ピエロ・モンドリアンの作品ではなく、イヴ・サンローランを有名にした「モンドリアンルック」。
そしてもう1つ、私がこの先もずっと忘れないと思っているモンドリアンな思い出がパリ6区、サン・ジェルマンにあるカフェ“Le Mondrian”(ル・モンドリアン)。
そこはパリで夫と初めてのカフェでディナーを食べたお店。
今はどうかわかりませんが、当時のディナー時の照明は間接照明というより、もはや暗闇!?
老眼云々の問題はでなく、メニューを読めない暗さで、テーブルの蝋燭を翳しながらなんとか読もうと試みたものの読めん…。
K「S、T、E、ステ、ステ、この先なんて書いてあるんだろ?読めないよ。。」
夫「ゲスしろ、ゲス!言葉は想像力なんだから。普通にステーキだろ。」
K「じゃもうそれでイイ…」
と、初めて“steak frites”(ステーク フリット=ステーキ&フライドポテト)を食べた思い出の「カフェ」。
登場したお料理も暗くて鮮明には見えなかったけれど、空きっ腹と唯一読めたメニューに感動(とまで言っては大袈裟だけど)して食べたカフェ“Le Mondrian”(ル・モンドリアン)。
閑話休題。
モンドリアンタンブラーのおまけ的に入っていたのは、抽象表現主義を代表する画家、ジャクソン・ポロックのコースター。
ポロックの作品とモネの晩年の「睡蓮」との関連性を知ったのは、この夏のオランジュリー美術館での特別展“Nymphéas. L’abstraction américaine et le dernier Monet”(睡蓮、アメリカ抽象芸術と晩年のモネ)展。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/musee-de-lorangerie.html )
その展覧会がきっかけで以前よりもポロック作品が面白く見えてきました。
そこで今日自宅の廊下にポロック作品をかけてみました。
飾る絵を変えるだけで気分転換、模倣替えになります。
そんなポロックを眺めながらモンドリアンタンブラーで楽しんだのは、この夏ハマりましたシリーズの1つ「カルピス」。。
自分好みに濃いめに作るカルピスがたまらない♡
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