
ブラーノ島のRiva Rosa☆
カラッと晴れた朝、長距離ヴァポレットに乗って出発♫
ゆっくり進むヴァポレットから眺める運河沿いの景色はいつ見ても美しく、
かつてあの屋敷にはどんな人が住んでいたのだろう?どんな歴史があるのだろう?と想像、妄想していて飽きることがない。
窓越し見える煙突の数々。
この形はヴェネツィア特有のものだそうで、ヴェネツィア派の絵画にも多く描かれています。
そして賑わう本島の大運河を抜けたらヴァポレットは一気に加速!
やってきたのは、カラフルなブラーノ島。
このブログでも何度か書いていますが、ヴェネツィアの離島、ヴェネチアンガラスで有名な「ムラーノ島」ではなく、さらに離れたレースで有名な「ブラーノ島」です。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/burano.html )
洋服、ハンカチ、テーブルクロスやナプキン、アクセサリーなどのレースのお店が並びます。
お値段はピンきり。
本当にこの島の伝統的手法とモチーフで作られたものは高価ですし、安いものは機械編みの外国製です。
その歴史と作成課程もよくわかる、この島にある「レース博物館」はとても素敵な博物館です。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51890613.html *画像無し)
天気に恵まれたこの日、お昼までしばらく島を散歩。
この塔は年々傾き角度が増してるような?!
K「かじってるように撮れた?」
夫「撮れてない…。」
あ、懐かしいこのお店・Trattoria Da Romanoは評判の一軒。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51891035.html *画像無し)
何で評判かと言えば、白いリゾット☆
この島はレースと並んで、白くて具の無い魚の出汁のリゾットで有名なのです。
そして今回楽しみにお邪魔したのが“Riva Rosa”。
ランチ営業のみのリストランテです。
もちろん一押しメニューは島の名物の白いリゾット。
ヴェネツィアで知って好きになった、ほんのり塩味の海を感じるヴェネツィアの干潟で採れた葡萄の白ワインOrto。
まずは海の幸の前菜盛り合わせ。
毎回同じようなものを食べているのに飽きないのは、やはり新鮮で美味しいから。
それにパリにいると肉食になりがちなので、ここぞばかり魚貝を楽しみたい!
エビに揚げたパスタを巻くなんてちょっと凝ってる。
カラッと揚がった小さなイカのフリット。
そのままでも十分美味しいけれど、
お店の自家製タルタルソースもイケる!
そして待ってました、白い名物リゾット!
具がない潔さがすごいこのリゾットは、魚の出汁で味つけ、リゾットのアルデンテ加減で勝負です。
出汁に使われているのはこの島の近海で獲れるGoというハゼの一種。
そのGoの処理などが大変で、実は作るのにとても手間のかかるこのリゾットなのだそう。
ここまで来て食べる価値あり!とても美味しかったです。と満腹満足感に浸っていると女の子がやって来た。
見て〜っ♫
(ママに日本にブログにアップする許可をいただき作品とともにパチリ)
花と海と太陽、そしてパスタを使った絵はなかなか芸術的!?
ミラノからやってきてバカンスを楽しんでいるご家族のお嬢さんでした。
花柄ワンピースにファーベストのオシャレさん♫
そして食後はこれまたブラーノ島の名物クッキー「ブラネッリ」をエスプレッソとともに。
こうして基本的には飲んでばかり、食べてばかりの秋のヴェネツィアを大満喫のバカンスでした。
K「お土産重いし帰りはホテル前から水上タクシーだよね?」
夫「バスのチケット往復で買ったから♫」
K「え・・・」
という訳で帰りも荷物を引いてローマ広場まで歩き、そこから空港までバスで向かいました。。。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「再開」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1697.html
<info>
Riva Rosa
Via San Mauro 296, 30142 Burano VE
+39 041 730850
https://www.rivarosa.it/
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