Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Petit Salé☆我が家のブーム

我が家は、お豆好き。

サイドディッシュにお豆を添えることも茶飯事。

この日は、牛肉煮込みにマッシュポテト&レンズ豆。

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そしてある程度の感覚で巻き起こる熱い(?)豆料理ブーム。

ある年はフランス南西部のカスレ、ある年はブラジルのフェイジョアーダ、またある年はインドのダールカレー等々。

(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-574.html

昨年末頃から今年にかけてパリで、東京で、ブームとなっているのが「Petit Salé aux Lentilles」(プティ・サレ・オ・ランティーユ)である。

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Petit Salé(プティ・サレ)とは、フランス語で「少し塩辛い」という意味で、塩漬けにされた豚肉を使ったフランス伝統的料理で、主に塩漬け豚肉を使った煮込み料理を指します。

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基本的なスタイルとしては、塩漬けした豚肉を野菜とともに煮込む料理なのですが、特に有名なのが、Petit Salé aux Lentilles(プティ・サレ・オ・ランティーユ)レンズ豆とともに煮込むスタイル

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それは、もっぱらパリのビストロやカフェで食べていたのですが、家でもできそう?とトライしたら想像以上に簡単で、我が家のブーム(もはや定番)なってしまったのです。

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改めてちょっと調べてみると、この料理の起源は、食肉の保存技術が発展する以前、中世まで遡るようです。

肉を長期間保存する方法として塩漬けが一般的で、冬の保存食として重要な役割を果たしていたと。

オーヴェルニュ地方の緑色のレンズ豆Lentilles du Puy(ピュイ産レンズ豆)は火を入れても崩れにくく、この煮込み料理に適しているそうです。

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我が家では豚肉は肩ロースやバラ肉を使い、塩とローズマリーで一晩マリネし、香味野菜(ニンジン、タマネギ、セロリ、ニンニク)やブーケガルニ(ローリエ、タイム、パセリ)とレンズ豆を一緒に煮込んでいます。

(お肉は軽くソテーして後にレンズ豆&野菜と合わせてじっくり煮込んでます)

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(ブレちゃった...)

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写ってませんが、マスタードをたっぷり添えたらボナペティ♬

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今日は、ブロック肉ではない平たい切り身な肩ロースを使ってみたのですが、お肉の形状が違うとちょっと印象も変わりました。

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マスタード以外にもピクルスを添えるとその酸味が豚肉の脂を引き締めてくれて全体のバランスがよくなります。

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まだ飽きる気配のないプティサレなので、このブームは、もうしばらく続きそうです。

*****プチッとパリ*****

すっかり私のパリパトコースに入ったサマリテーヌ

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最近は、洋服をここで買うのが一番多い☆

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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