
圧巻の空海ワールド☆
パリの1枚。
大好きな美術館1つ、Musée national Gustave-Moreau(ギュスターヴ・モロー美術館)。
2階へ続く螺旋階段が素敵。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-537.html )
只今、港区東新橋にある「パナソニック汐留美術館」で「ギュスターヴ・モロー展」開催中。
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春爛漫、足取り軽く上野へ。
これは是非観なくては!
と出かけたのは、「東京国立博物館・平成館」で開催中の「特別展・国宝 東寺〜空海と仏像曼荼羅〜」。
8年目前の空海展がものすごい混雑ぶりだったので、今回もそこそこ覚悟をして出かけたのですが、特に混み合っていたのはチケット売り場で、そこを事前予約でスムーズに通り抜けると館内は多少は混んでいるものの、比較的じっくりゆっくり鑑賞することができました。
私が空海に興味を持ち始めたのは8年前の空海展を鑑賞してから。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51782941.html )
さて、本展は2つに分かれた展示室は圧巻の空海ワールド!
空海によって始められた鎮護国家の法会で真言宗の最重要の秘密儀式と言われる「後七日御修法」(ごしちにちみしほ)の道場が会場に再現され、貴重な両界曼荼羅(りょうかいまんだらず)なども公開。
第2会場では東寺講堂から15体の仏像が集結し、それらが一堂に並べられた光景がとにかく圧巻でした。
仏像の中では、平安京の羅生門に安置され、都を守護したと伝えられる兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)にただただ見惚れました♡
その立ち姿は腰位置が高く、強さの中に品があってエレガント。
そんな詳しい見どころ解説はオフィシャルサイトをご参照ください → https://toji2019.jp/index.html
本展で撮影が許されていた作品は「帝釈天騎象像」(たいしゃくてんきぞうぞう)のみ。
順番を待ちつつ少しずつ近づいてご対面!
甲を身につけ雷を象徴する武器でもある金剛杵を右手に持った仏法の守護神。
象に乗る姿はインド風で空海がもたらした新しい表現なのだそう。
東寺の貴公子を呼ばれるのも納得♡
なんだかものすごくいい気が全身に降り注がれたような気がして、鑑賞後はとても晴れやかでポジティブな気持ちになりました。
お土産には曼荼羅デザインの栞を。
空海や密教についてはまだまだ不勉強ですが、機会を見つけて知識を深めたいと思っています。
まずは積み上げた本の中からゴールデンウィークはこれらを…!
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